新キャラの腕に白ウサギ…!?『マトリックス レザレクションズ』キャラクター設定&ビジュアル解禁
キアヌ・リーヴスが主演を務め、20世紀末から21世紀初頭にかけて世界中で空前の社会現象を巻き起こした「マトリックス」シリーズ。その新章となる『マトリックス レザレクションズ』が12月17日(金)より公開される。このたび、いまだ多くの謎に包まれた本作のキャラクター設定&ビジュアルが一挙に解禁された。
我々の生きる世界が実は仮想世界=マトリックスであるという衝撃的な設定と、アクション映画の概念を塗り替えた超絶アクションなど、あらゆるカルチャーに絶大な影響をもたらした「マトリックス」シリーズ。その18年ぶりの最新作となる本作で描かれるのは第1作『マトリックス』(99)の続編。もし世界がまだマトリックスに支配されていたとしたら、もし主人公のネオが救世主ではなかったとしたら…。シリーズの常識を覆す新たな物語の幕が上がる。
いまだストーリーすらも明かされておらず、予告映像やポスタービジュアルからあらゆる考察が飛び交っている本作。ネオやトリニティーなど前作からキャストごと続投するキャラクターもいれば、モーフィアスやスミスのように新キャストで登場するキャラクター、さらには初登場となる新キャラクターも。このたび解禁された6人のキャラクター設定とビジュアルからは、謎多き新章の一端が垣間見えることだろう。
まずリーヴスが再演するネオ/トーマス・アンダーソンは、“マトリックス”から救出された救世主として、“進むかとどまるか”の二者択一を迫られる。『マトリックス』では大手企業に勤めるプログラマーで、凄腕のハッカーとして暗躍していたトーマス。モーフィアスとの出会いで真実を知ることができる“赤いピル”か、いままでの生活に戻ることができる“青いピル”の選択を迫られ、前者を選択。新章の予告映像では、セラピーに通い“青いピル”を服用している姿が…。はたして本作のネオが選ぶ道とは。
またキャリー=アン・モスが再演するトリニティーは、本作で主婦のティファニーというキャラクターとして登場。ネオと共に人類を救うために戦った勇ましい面影は感じられず、予告映像ではネオと初対面のようなやり取りを交わしている。そしてモーフィアス役はローレンス・フィッシュバーンからヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世に、スミス役はヒューゴ・ウィーヴィングからジョナサン・グロフに代わり、両者のこれまでとの役割の変化にも注目が集まるところ。
さらに新キャラクターとして、第1作とのリンクを色濃く予感させる設定を持つ2人の姿が。ジェシカ・ヘンウィック演じるバッグスは伝説の救世主ネオを崇拝しており、腕には“白ウサギ”のタトゥーが。ネオのセラピーを行う心理カウンセラーである、ニール・パトリック・ハリス演じるアナリストは部屋で“黒猫”を飼っているという。はたしてどんな物語と、革新的な映像が待ち受けているのか…。その全貌が明らかになる瞬間が待ちきれない!
文/久保田 和馬