エリザベス女王、オミクロン株の脅威にも負けず元気に対面公務

セレブリティ

エリザベス女王、オミクロン株の脅威にも負けず元気に対面公務

新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株の出現により、世界中で規制の強化などが敢行されるなか、エリザベス女王が久しぶりに対面での公務を行った。

エリザベス女王は、2005年に創設された、英国の音楽界に多大な貢献をもたらした人物に贈られる「Queen's Medal for Music 2020」の授賞式に出席。コロナ禍で延期となっていた昨年度の授賞式が、女王の滞在しているウィンザー城で行われた。英王室の公式Instagramなどには、女王の笑顔がばっちり捉えられており、ブルーのドレスに2連のパールのネックレスという鉄板の装い。昨年の受賞者であり、オルガニストのトーマス・トロッターは、女王が日常生活を過ごしているオフィス兼用のオークルームに招かれ、記念の盾を手渡された。

【写真を見る】健康状態が懸念されていたエリザベス女王、久々の対面公務に満面の笑顔!
【写真を見る】健康状態が懸念されていたエリザベス女王、久々の対面公務に満面の笑顔!写真はThe Royal Family(@theroyalfamily)公式Instagramのスクリーンショット


現地時間10月20日の夜に検査入院し、医師の助言のもとしばらく公務から遠ざかっていたエリザベス女王。城内での公務は、すでに数回行っているとのことで、「お元気そうでよかった」「長生きして、少しでも長く女王でいてほしい」といった声が寄せられている。

前日には、在英ソマリア大使がバッキンガム宮殿を訪問。オレンジ色の装いのエリザベス女王とZoom面会を行う様子などが「Sky News」などで紹介されており、エリザベス女王の体調は安定していることがうかがえる。

この日の夕方には、ジョンソン首相が記者会見を開き、オミクロン株が拡大していることから、マスク着用の厳格化や在宅勤務を呼びかけるなど、いわゆる「プランB」を発動した。エリザベス女王は、クリスマス礼拝やホストを務めるランチョンなど、親族での会合を楽しみにしているようだ。現在のところ、入院数や死者数の増加はみられていないが、クリスマスに向けて雲行きが怪しくなっている。

文/JUNKO

作品情報へ