窪田正孝主演『劇場版ラジエーションハウス』まさかの別れを予感させる特報映像が到着
放送中の月9ドラマの最新話終了後に映画化が発表されたばかりの窪田正孝主演作『劇場版ラジエーションハウス』(2022年4月29日公開)より、早くも特報映像が解禁となった。
2019年4月期に放送された連続ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」は、「グランドジャンプ」にて2015年から連載中の人気漫画を原作に、診療放射線技師と放射線科医という「1枚の写真から見えない病を見つけ出すエキスパート」たちが織りなすヒューマンドラマ。多くのドラマファンを魅了し、現在シーズン2が放送中。映画では主人公の天才放射線技師、五十嵐唯織役の窪田をはじめ、甘春杏役の本田翼、広瀬裕乃役の広瀬アリスのほか、山口紗弥加、遠藤憲一、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人、八嶋智人、鈴木伸之、高嶋政宏、浅野和之、和久井映見とお馴染みの面々も出演する。
ドラマ最終回を目前に解禁された特報映像には、いつものスクラブ姿から一変、白いシャツ姿の頼もしい唯織の姿が映しだされる。さらに倒れる子供に、苦しむ大勢の大人たち。海に浮かぶ離島に、土砂崩れ…。感染症が蔓延した離島に取り残され、一人きりで奮闘する杏の姿も。閉ざされた島という、ドラマとは違う世界を舞台に繰り広げられる物語を予感させる。タイムリミットは、72時間。放射線技師たちが、ラジエーションハウスを飛び出し外の世界へ。唯織は、そしてラジハのメンバーは杏を助けることができるのか?
一方、甘春病院にも不穏な空気が。殺到するパトカー、そして特殊部隊。病院では、いったい何が起こるのか?広瀬演じる裕乃の「五十嵐さんならどうしますか…?もし、大切な人がもう助からないと言われたら…」というセリフに続き、ラストに映し出される哀しみと諦めを湛え立ち尽くす杏の姿は、一体何を意味しているのか。映画館のスクリーンで確かめざるを得ない、見ごたえある映像が詰め込まれた特報映像に、本編への期待が高まる。劇場版の主題歌も含めて、続報が待ち遠しい。
※高嶋政宏の「高」ははしご高が正式表記
文/タナカシノブ