GG4部門ノミネート『ウエスト・サイド・ストーリー』名曲 “Tonight”にうっとりの本編映像を公開!

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GG4部門ノミネート『ウエスト・サイド・ストーリー』名曲 “Tonight”にうっとりの本編映像を公開!

伝説のミュージカルをスティーブン・スピルバーグが映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』(2022年1月11日公開)。第79回ゴールデングローブ賞で主要4部門にノミネートされた同作より、本編映像が到着した。

【写真を見る】不朽の名曲とセンセーショナルなダンスが60年の時を超え現代に甦る!
【写真を見る】不朽の名曲とセンセーショナルなダンスが60年の時を超え現代に甦る![c]2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

本作はスピルバーグ監督のキャリア初となるミュージカル映画となる。原作は圧倒的なダンスと名曲「Tonight」や「Somewhere」などの感動的なナンバーが物語とともに紡がれた1957年のブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド物語」。1961年公開の映画化ではアカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞している。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をモチーフに “異なる立場を越えて、私たちは手を取り合えるのか?”という普遍的なメッセージが込められた物語が、スピルバーグ監督の手によって60年の時を超えて不朽の名曲とセンセーショナルなダンスとともに現代に甦った。

夢や成功を求め、多くの移民たちが暮らすニューヨークのウエスト・サイド。だが、貧困や差別に不満を募らせた若者たちは同胞の仲間と結束し、各チームの対立は激化していった。ある日、プエルトリコ系移民で構成された“シャークス”のリーダーを兄に持つマリア(レイチェル・ゼグラー)は、対立するヨーロッパ系移民“ジェッツ”の元リーダーのトニー(アンセル・エルゴート)と出会い、一瞬で惹かれあう。この禁断の愛が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに…。

同胞の仲間と結束した若者たちは、別のチームと対立する
同胞の仲間と結束した若者たちは、別のチームと対立する[c]2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

解禁された本編映像はトニーとマリアが歌う“Tonight”のシーンを切り取ったもの。深い愛を囁くように歌い上げ、互いの想いを確かめ合う姿に胸が高鳴る。

また、昨日発表された今年度のゴールデングローブ賞では、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、監督賞(スピルバーグ)、主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門/ゼグラー)、助演女優賞(アリアナ・デボーズ)でノミネートされている。

すでに批評家や鑑賞者から絶賛の声が挙がっている『ウエスト・サイド・ストーリー』。早くも本年度アカデミー賞への期待が高まる珠玉のミュージカルに注目してほしい。

文/足立美由紀

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