小澤征悦が『キングスマン』で声優初挑戦!梶裕貴も「記念すべき作品」とアピール
人気アクションシリーズ最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』(12月24日公開)の公開記念イベントが、12月14日に恵比寿ガーデンルームで開催。日本語吹替版声優を務めた俳優の小澤征悦、声優の梶裕貴、お笑い芸人ぺこぱの松陰寺太勇とシュウペイが登壇し、愉快なクロストークを繰り広げた。
「キングスマン」は、表の顔が高貴な英国紳士、裏の顔が世界最強のスパイ組織“キングスマン”であるメンバーの活躍を描く人気シリーズ。小澤は、キングスマン創設に関わる高貴なる英国紳士オックスフォード公役でアフレコに初挑戦した。
小澤は完成した日本語吹替版について「吹替版のほうがすっと物語が入ってきます。自分が声をやらせてもらってるので、最初の10分くらいは自分の声だなと思ったけど、そこからはどんどん物語に入ってきて、気にならなくなりました。それくらいおもしろかったです」と感想を述べた。
オックスフォード公の息子、コンラッド役の声優を務めた梶は「僕も日本語吹替版ならではのおもしろさや理解のしやすさがあるなと強く感じました。個人的には重要なキャラクターのオーディションで合格したのは初めてだったので、自分が演じるキャラクターがたくさんしゃべっているのが感慨深くて、自分にとって記念すべき作品になりました」と喜びを語った。
小澤も「僕だってオーディションだったんだぜ」とおちゃめに言って会場の笑いをとる。梶も笑いながら「小澤さんって、一見怖いのかなと思ったら、ひょうきんなところがあって。そういうところもオックスフォード公とだぶって、改めて役とぴったりだなと感じました」言うと、小澤は「あとでなんか渡すよ」と言って、会場の笑いを誘った。
続いてアフレコに挑戦したというぺこぱの2人も登場し「初めてでだいぶ苦戦しました」と顔を見合わせる。小澤が「本当に出てましたか?」とツッコむと、松陰寺が「本当に出てたのかなというくらい、自分で言うのもなんですが自然な演技をさせてもらいました」と手応えを口にすると、シュウペイも「今年のお仕事でいちばん難しかったです。だから小澤さんや梶さんは本当にすごい!」と感心した。
このあと、ぺこぱたちが出した「キングスマン」のクイズに挑戦した小澤たちは見事に正解し、会場を盛り上げた。
取材・文/山崎伸子