クイーンのブライアン・メイがコロナ感染、マスクなしでのパーティを反省し注意呼びかけ|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
クイーンのブライアン・メイがコロナ感染、マスクなしでのパーティを反省し注意呼びかけ

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クイーンのブライアン・メイがコロナ感染、マスクなしでのパーティを反省し注意呼びかけ

世界的にオミクロン株の感染拡大が報じられるなか、現地時間12月17日、英国でこれまでの最多となる9万3000人を超える感染者が報告。週末には、ロックバンド、クイーンのギタリストとして知られるブライアン・メイ(74)が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。

【写真を見る】ブライアン・メイがコロナ感染、自身のInstagramで感染経緯を語る
【写真を見る】ブライアン・メイがコロナ感染、自身のInstagramで感染経緯を語る画像はBrian Harold May(@brianmayforreal)公式Instagramのスクリーンショット

メイは自身の公式Instagramに、陽性反応を示している検査キットの写真を投稿。これは、「ラテラルフロー」と呼ばれる簡易検査キットで、約30分と迅速に結果が出る検査として利用されており、検査会場や薬局などで無償で入手できるもの。PCR検査などよりは精度が落ちると言われているが、それでもはっきりと陽性を示している。メイは、「そう、ついに私にとってショッキングな日がやってきました。恐れていた2重線です。数日間は本当にひどい気分だったけど、お願いだから同情はしないでほしい。僕は大丈夫だから。みなさん、これまで以上にくれぐれも気を付けてください。これは信じられないほどの感染力があるので、あなたたちのクリスマスを台無しにしないためにも」と綴っている。

簡易検査キットには、感染を示す赤い線がはっきりと確認できる
簡易検査キットには、感染を示す赤い線がはっきりと確認できる画像はBrian Harold May(@brianmayforreal)公式Instagramのスクリーンショット

2020年5月には、ガーデニングの最中に大臀筋を痛め、その入院中に軽度の心臓発作を患っていたメイ。心臓発作の治療薬による合併症で胃腸が膨張し、再び生死をさまよっていたことも明らかにしていた。完治したとはいえ年齢的なこともあり、ファンからは心配の声が上がっていた。

翌日には、検査キットを手に持った自身の写真と、検査キットの2本の赤線のうち、1本が薄くなっている写真が投稿された。キャプションには、「7日目。私には、陽性を示す赤い線が薄くなっているように見える。3度にわたるファイザーのワクチン接種がとても助けになり、私の免疫システムは、ウイルスに打ち勝っているようです。だから恐れないで、コロナ感染後にも生活もあるのだから。でもくれぐれも気を付けて。あなたたちも家族もこんな風にはなりたくないでしょうから。同情しないようにお願いしたにもかかわらず、たくさんの素晴らしいメッセージをありがとう。大変感謝しています。そして約束通り、どういう経緯だったかお話します」と、回復していることを報告。その1時間後には、ギターを片手に、コロナ感染後の生活についての動画を投稿。コロナに感染した経緯を説明している。

ギターを片手に、感染経緯について語る動画を投稿した
ギターを片手に、感染経緯について語る動画を投稿した画像はBrian Harold May(@brianmayforreal)公式Instagramのスクリーンショット


妻である女優のアニタ・ドブソンと共に、20か月間にわたって相当な注意を払い生活していたメイだったが、現地時間12月11日に、友人の誕生日ランチに出席したという。

「参加者全員が3回ワクチン接種を受けていて、朝にラテラルフローのテストで陰性だったことも確認しており、ほかにはほとんど出かけない私たちにとって、唯一と言っていいほど信頼のおける最小限の集まりでした。もちろんパーティに出席すればリスクは伴うものだが、最善の安全対策が取られていたと思っていました」「症状は咳と頭痛で、重度のインフルエンザよりひどい症状でした。その後、パーティーに出席していた8人が陽性だと知らされました。ラテラルフローのテストで私たちに陽性反応が出たのは、3日後でした」と、感染までの経緯を語った。

「Metro」などは、メイの言葉を借りて、「振り返ってみれば、マスクなしでパーティに出席したことは、恐らく間違った判断だったのだろう」と、安全な集まりなどないことを伝えている。

文/JUNKO

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