『美女と野獣』日本語吹替版キャストが名曲を熱唱!
エマ・ワトソン主演でディズニーの不朽のアニメーション作品を実写映画化した『美女と野獣』(4月21日公開)のプレミアム吹替版上映会が4月12日にイイノホールで開催。昆夏美(ベル役)と山崎育三郎(野獣役)ら日本語吹替版を務めた豪華キャストが、映画のシーンさながらにドレスアップして登場し、名曲の数々を歌い上げた。
ボールルームのダンスシーンが印象的な本作にちなみ、客席全体で大きなボールルームを再現。吹替版のキャスト陣が「美女と野獣」をはじめ、「ひとりぼっちの晩餐会」「強いぞ、ガストン」などお馴染みの楽曲に加え、「ひそかな夢」「時は永遠に」といった今作のために作られた新曲を披露した。
昆は「元々、『美女と野獣』の大ファンでしたが、アニメーションで描かれていないシーンも描かれていて、新しい発見や新鮮さがありました。みなさんとステージで各シーンをやることにより、改めてとてもエンタテインメントな作品だなと思いました。10回、20回観ていただきたい」と訴えかけた。
山崎も「昆さんと2人でロンドンのプレミアに行き、一緒に劇場で観させていただいたら、まるでミュージカルを観ているような雰囲気で1曲終わるごとに拍手が起こりました。今日はどうだったんだろう?」と会場に尋ねると拍手が起こった。
『美女と野獣』は、呪いで醜い野獣の姿に変えられ王子と、彼の前に現れた娘ベルの運命の恋を描くロマンス。『ドリームガールズ』(06)のビル・コンドン監督が、アニメーションの世界観を見事に映像化し、アラン・メンケンらによる名曲もちりばめられている。3月17日に全米公開され、オープニング3日間1億7000万ドルで、3月公開作品の記録を更新した。【取材・文/山崎伸子】
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