エドガー・ライト監督初のドキュメンタリー映画『The Sparks Brothers』の日本公開が決定!

映画ニュース

エドガー・ライト監督初のドキュメンタリー映画『The Sparks Brothers』の日本公開が決定!

『ベイビー・ドライバー』(17)や『ラストナイト・イン・ソーホー』(公開中)など、映画ファンから絶大な支持を集めるエドガー・ライト監督。彼が自身のキャリアで初めてドキュメンタリー映画に挑んだ『The Sparks Brothers』が2022年に日本公開されることが決定した。

【写真を見る】総勢80組のアーティストが登場!エドガー・ライト監督の初ドキュメンタリーに期待が高まる
【写真を見る】総勢80組のアーティストが登場!エドガー・ライト監督の初ドキュメンタリーに期待が高まる[c]2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED

兄のロンと弟のラッセルのメイル兄弟からなり、デビュー以来謎に包まれた唯一無二のバンド「スパークス」。彼らの半世紀にわたる活動を、貴重なアーカイブ映像や影響を受けた豪華アーティストたちのインタビューとともに振り返っていく本作。登場するアーティストは、グラミー賞を受賞したベックや、フランツ・フェルディナントのフロントマンであるアレックス・カプラノス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリー、アイスランド出身の歌手ビョークら総勢80組。

今年1月に行われたサンダンス映画祭でワールドプレミア上映された本作は、スパークスのファンはもちろん彼らを知らない映画ファンからも絶大な支持を獲得。批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば、批評家の96%、観客の98%から好意的評価を獲得しているほか、ハリウッド映画批評家協会賞をはじめ全米各地の批評家協会賞のドキュメンタリー映画部門にもノミネートされている。


レオス・カラックス監督の最新作『アネット』(4月1日公開)で原案・音楽を務めるなど、いま映画界からも大きな注目を集めているスパークス。彼らの知られざる真実を、ライト監督はどのようにカメラに収めているのか。大いに期待しながら、続報を待ちたい。

文/久保田 和馬

作品情報へ