ケネス・ブラナー監督&主演『ナイル殺人事件』物語の鍵を握るキャラクタービジュアル解禁
ケネス・ブラナーが名探偵ポアロを演じ、監督も務める『ナイル殺人事件』(2月25日公開)のキャラクタービジュアルが解禁となった。
原作は、ミステリーの女王、アガサ・クリスティが1937年に発表した「ナイルに死す」。いまもなお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズの中でも、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と語り、数々の難事件を解決してきた世界一の名探偵ポアロが神秘の国エジプトのナイル川を往く豪華客船で起きる密室殺人事件に挑む。
公開されたビジュアルには、名探偵ポアロと物語のカギを握る人物たちが描かれている。ブラナー演じる本作の主人公、“世界一の名探偵”ポアロは、トレードマークの独特な口ヒゲはそのままに、 いつになく険しい眼光が印象的。ポアロ自身が今回の難事件について「多くの事件を解決してきたが、これは私の人生を変えた」と語っている通り、本作の事件が彼の今後に大きな影響を与えることに疑いはないことがビジュアルからも伝わってくる。
ガル・ガドット演じる“美しき花嫁”リネットは、莫大な資産を相続した大富豪の娘で、夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れる。その美貌と巨万の富から、多くの意味で人目を惹く存在であったリネットは、ある晩何者かに殺されてしまい、第一の殺人事件の被害者となってしまう。そして、リネットの親友でサイモンの元婚約者である“謎めいた恋人”ジャクリーン役にはエマ・マッキー。親友に婚約者を奪われた彼女の表情からが、嫉妬とも妬みともとれる複雑な感情が伺える。ほか、前作に続き出演するトム・ベイトマン演じる“探偵の友人”ブークや、アネット・ベニング演じる“過保護な母親”のユーフェミア、結婚式でのパフォーマンスに雇われた華麗なシンガー、サロメの姪で“敏腕マネージャー”のロザリー役、レティーシャ・ライトの姿なども描かれている。
容疑者は乗客全員。極上のミステリー・クルーズで起こる殺人事件で次第に浮き彫りになるそれぞれの思惑と複雑に絡みあう人間関係とは?ポアロが挑む難事件、衝撃の真相に胸が高鳴る。
文/タナカシノブ