驚異の成績&満足度!劇場版『名探偵コナン』の最新作が大ヒットスタート
この時期恒例となった人気テレビアニメ「名探偵コナン」と「クレヨンしんちゃん」の劇場版が今年も公開を迎え、4月15・16日の興収ランキングでは昨年に引き続き、1位と2位の好スタートを切った。
劇場版シリーズ第21作目となった『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』は、土日2日間で動員98万8000人、興収12億8700円という驚異的な数字で1位を獲得。これは63.3億円というシリーズ最高の最終興収を記録した前作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』の動員対比で105.7%という最高のスタートとなった。
しかも、配給元の東宝が作品を鑑賞した観客向けに行ったアンケートでは、満足度が96.1%で、93.8%が「人にすすめる」と回答しているほどで、口コミでのさらなるヒットが期待できる。昨年に続いて2年連続でシリーズの最終興収記録を塗り変えるかに注目だ。
2位の『映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』も土日2日間で動員27万9000人、興収3億3000万円を記録するなど、好調なスタートとなった。公開初日にはシリーズ累計観客動員数が3000万人を突破するなど、記念すべき25周年のメモリアルイヤーに花を添えた感じだ。
このほかにも、人気コミックが原作の『ReLIFE リライフ』が8位、巨匠チャン・イーモウ監督が万里の長城の建設に隠された謎を描くアクション『グレートウォール』が9位にそれぞれ初登場。後者はダイナミックなアクションをウリにしているだけに、IMAX3Dや4DX、MX4Dでの上映に人気が集まっているようだ。
また、6位の『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は公開44日間で、累計興収が41.4億円を突破し、新シリーズ最高の興収となった。現在も好調をキープしており、最終的にどこまで記録を伸ばしてくれるか楽しみだ。【トライワークス】