長澤まさみ、小日向文世の「間違いなく第4弾ができそう」に笑顔でツッコミ『コンフィデンスマンJP 英雄編』舞台挨拶

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長澤まさみ、小日向文世の「間違いなく第4弾ができそう」に笑顔でツッコミ『コンフィデンスマンJP 英雄編』舞台挨拶

人気ドラマの映画化シリーズ第3弾『コンフィデンスマンJP 英雄編』の大ヒット舞台挨拶が、1月23日にTOHOシネマズ六本木で開催され、長澤まさみ東出昌大、小手伸也、小日向文世、瀬戸康史、田中亮監督が登壇。小日向は大ヒットを受け、「間違いなく第4弾ができそうです」と口走ると、長澤は「聞いてませんよ」と笑いながらツッコミを入れ、会場は大爆笑。

田中監督は「えっと。コヒさんが言ったということは、(第4弾が)あるというつもりで、みんな準備をしましょう。まだなにも決まってませんが」と笑顔を見せた。

笑顔の長澤まさみ
笑顔の長澤まさみ

「コンフィデンスマンJP」シリーズは、コンフィデンスマン=信用詐欺師たちが、欲望にまみれた人間たちから大金を騙し取るという痛快エンターテインメントコメディ。1月14日に公開された『コンフィデンスマンJP 英雄編』は公開3日間で、観客動員数41.4万人、興行収入5.9億を超える大ヒットとなり、週末動員ランキング1位となった。

本日、観客動員80万人、12億円を本日突破するとのことで、くす玉を割った長澤は「とってもうれしいです。映画も第3弾となって、回を重ねるごとにおもしろさが増してるはずですが、皆さんを騙せるかと不安があったりします。きっとこの数字は、みんなを騙せた証(あかし)かなと思いますので、ありがとうございます」と感謝した。

また、本日1月23日に68歳の誕生日を迎えた小日向は「あまりうれしい年じゃないというか、よくここまで元気でやってこれたなと。僕は『コンフィデンスマンJP』が『寅さん』シリーズみたいになったらいいなと、第1回目の舞台挨拶から言っていたのですが、渥美清さんは68歳でお亡くなりになったんですよね。まさに僕は、その年なので……」と切り出すと、長澤は笑って「みんな、リアクションに困るので」とツッコみ、会場は大ウケ。

ボクちゃん役の東出昌大
ボクちゃん役の東出昌大

小日向は続けて「少しずつフェイドアウトしてもいいのかなと」と言うと、全員が「いやいや」と口を揃えて首を振る。「いつも元気です」と振られた小日向は「この現場に来ると否が応でも元気にさせられるので」と苦笑い。長澤は「このメンバーのなかで、一番元気ですし、私たちを引っ張っていってくださるのが小日向さんですから。みんなをまとめて、みんなを自由に動かせてくれるのは、コヒさんのおかげです」と心から感謝した。

長澤は「コヒさんがいなかったら、きっともっとだらけていたような気がしますし、スタッフキャストも仲が良くて、緩い現場なんですが、小日向さんがいるから締まる」と言うと、田中監督も「緩い原因もコヒさんですが、自分で緩めて締める」と小日向を称えた。小日向も「頑張ります」と笑顔を見せた。


また、公式SNSで募集していた「舞台挨拶でやってみてほしいこと」のリクエストにも答えていった長澤たち。小手は劇中に流れる「鳥獣戯画 feat. 五十嵐」で歌手デビューをしたが、その曲を歌ってほしいとリクエストされると、ノリノリに熱唱。

リチャード役の小日向文世
リチャード役の小日向文世

東出は「すごい。お上手ですね」と感動すると、長澤も「イベントの時より慣れてきている」と感心した。ほかにも、ゲスト陣はファンからリクエストされた早口言葉や大喜利的なものを披露し、会場を盛り上げた。舞台挨拶の模様は、全国199館で生配信された。

取材・文/山崎伸子

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