新進気鋭の若手監督が、日本を代表する映画人にインタビュー!『世界で戦うフィルムたち』公開決定

映画ニュース

新進気鋭の若手監督が、日本を代表する映画人にインタビュー!『世界で戦うフィルムたち』公開決定

アメリカのフェニックス映画祭、国際ホラー&SF映画祭SFコンペ部門最高賞や、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021年北海道知事賞など、国内外の映画祭でノミネートや受賞を重ねたSF映画『12ヶ月のカイ』。同作を手掛けた新進気鋭の映画作家、亀山睦実監督による実録式ドキュメンタリー映画『世界で戦うフィルムたち』が2022年冬に公開されることが決定した。

本作は、亀山監督が海外の国際映画祭への現地参加の記録を主軸に、海外で活躍する日本の俳優や監督、映画人らにインタビューを行ない、コロナ禍における映画業界の“いま”を捉えた作品。インタビュー取材を受けた映画人は、女優の寺島しのぶ、祐真キキ、ハリウッドで活躍する北村龍平監督や清水崇監督、海外映画祭で活躍する深田晃司監督や『さがす』(公開中)の片山慎三監督。そして小説版「スター・ウォーズ」の著者でフェニックス映画祭、国際ホラー&SF映画祭審査員を務めるマイケル・A・スタックポールら各界の著名人たち。


日本や海外の映画界で活躍するためにはどうすれば良いのか、海外映画祭にて約20日間の現地取材やインタビューを実施した亀山監督は「覚悟を決めて始めた試行錯誤の一人旅ではありましたが、記録を進めていくうちに、私のような新人監督を応援し励まし、癒してくださるたくさんの方々に出会うことができました」と取材当時を回想。そして「皆一様に、『おもしろい映画を作りたい』と熱い気持ちを持ち、日本映画が世界に広がる可能性に希望を抱いています」とコメントを寄せている。

是枝裕和監督作品や濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』(公開中)など、日本映画が国内外で高い評価を集める昨今。日本の若手監督たちはどのようにして作品を世界に届けていけばいいのか。映画作りに携わる人もそうでない人も、日本映画の未来を切り開くヒントとなるであろう本作に注目してほしい。

作品情報へ