ベルリンでワールドプレミア!荒木哲郎監督作『バブル』小畑健原案キャラクタービジュアル披露
Netflix版が4月28日(木)に全世界配信されるオリジナルアニメ『バブル』(劇場版は5月13日公開)。第72回ベルリン国際映画祭への正式出品が決定するなど注目度が日に日に増していく本作のキャラクター情報&キャラクタービジュアルが一挙解禁となった。
本作は、世界に降り注いだ泡“バブル”によって、重力が壊れた東京で、少年と少女の想いが引かれ合う、グラビティ・アクション・ラブストーリー。アニメ「進撃の巨人」の荒木哲郎が監督を務め、WIT STUDIOが制作を担う。脚本は虚淵玄、キャラクターデザイン原案を小畑健、音楽は澤野弘之と日本が世界に誇るクリエイターが集結している本作は声優陣も豪華。主人公ヒビキ役に志尊淳、“バブル”を調査する科学者のマコト役には広瀬アリス。さらに荒木監督作品で重要なキャラクターを担当してきた宮野真守、梶裕貴、畠中祐、千本木彩花、井上麻里奈らに加え、三木眞一郎の出演も決定した。
このたび、キャラクター情報が一挙解禁。宮野が演じるのは、皆の頼れるアニキ的存在のシン。バトルクールチームが生活物資を賭けて戦うバトルレースをジャッジする役割を担っている。梶が演じるカイは、ヒビキも所属するチーム“ブルーブレイズ(通称BB)”のリーダー。卓越した運動神経を持つ熱血漢。降泡現象で家族を失い、船長だった父の影響を受け、船の整備も担当している。同じチームメンバーであるウサギを演じるのは千本木。BBの中では最年少で、明るく無邪気なチームのムードメーカーという役どころ。秋葉原を拠点とするチーム“電気ニンジャ”のリーダーを畠中が、お台場を拠点とするチーム“アンダーテイカー”のリーダーを井上が、練馬を拠点とするチーム“関東マッドロブスター”のリーダーを三木がそれぞれ務める。
解禁となったキャラクタービジュアルは、本作の総作画監督、門脇聡によるもの。キャラクターデザイン原案を務めた小畑は「お話を聞いた時の最初のイメージが残った部分と、その後、自分の中で足したり引いたりしたものが混ざりあって、今の形になりました。ブルーブレイズだけでなく、他のチームもそれぞれモチーフを持たせてチーム感は意識しています。そのあたりも見ていただけたら嬉しいです」とキャラクターが完成するまでの過程と、チーム感を意識したキャラクター造詣についてコメントしている。
また、本作は現在開催中の第72回ベルリン国際映画祭へ正式出品。出品されるのはティーンエイジャーや子供の世界を描く作品を対象とした、ジェネレーション部門。現地時間の2月14日にワールドプレミア上映、16日に最優秀賞受賞の授賞式が実施される。日本のみならず世界からも熱い注目を集める映画『バブル』。未発表のウタ役のキャストも含め、続報に期待したい。
文/タナカシノブ