行定勲監督「アクション映画を俺に？」映画『リボルバー・リリー』製作決定&ティザービジュアル公開
第19回大藪春彦賞受賞作、長浦京「リボルバー・リリー」の映画化が決定。行定勲監督を迎え、2023年公開に向け本格始動していることが明らかとなった。
物語の舞台は大正末期、時は1924年。鉄筋コンクリートのモダンな建物が増え、最大規模となった花街など、活気あふれる賑わいを見せる関東大震災後の東京だ。16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ、百合。現在は花街の銘酒屋で女将をしている。一方、家族を殺害され、父親から託された陸軍資金の鍵を握る少年、慎太。慎太から助けを求められたことで、陸軍から追われる身となった2人。復興で活気づく東京や関東近郊の逃避先を舞台に、最大のクライマックスである百合と慎太“たった2人VS.帝国陸軍1000人”の壮絶な6日間のバトルが描かれる。
行定監督は「アクション映画を俺に？面白い！やりたい！」とオファーを振り返り、「しかし、どうやって撮るんだ？！の連続。不安だらけだが、それに打ち勝つスタッフは揃った。新しい闘いが始まります！」と気合のコメントを寄せている。また、初公開となったティザービジュアルには、百合が肌身離さず所有しているS&W M1917リヴォルバーと赤いユリの花が施され、期待感を煽るビジュアルとなっている。
シビれるハードボイルド超大作でついに、史上最強のクールビューティーが降臨。二転三転する予測不能なストーリーも気になるところだが、比類なきハードボイルドな女、百合を誰が演じるのかも含めて、続報に注目だ。
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