大沢たかお&檀れいがナレーション!『ナイトメア・アリー』日本オリジナル予告完成
作品賞を含むアカデミー賞4部門を受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)の鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が放つ最新作『ナイトメア・アリー』が3月25日(金)より公開。このたび、俳優の大沢たかおと檀れいがナレーションを担当した日本オリジナルナレーション予告映像が解禁となった。
1946年に出版され、ノワール小説の伝説的傑作といわれる「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を映画化した本作。『アメリカン・スナイパー』(14)や『アリー スター誕生』(18)のブラッドリー・クーパーが主演を務め、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォーなど豪華俳優陣が集結し、先日発表された第94回アカデミー賞では作品賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞と主要を含む4部門にてノミネートを果たしている。
このたび解禁された予告映像では、ブラッドリー演じる主人公のスタンが「本当に故人と話せますか?」と問いかけられるシーンからスタート。とあるカーニバルの一座で読心術を身につけ、愛する女芸人モリー(ルーニー・マーラ)とともに華やかなトップ興行師の道を駆け上がっていくスタンの姿が映しだされていく。しかし、精神科医のリリス(ケイト・ブランシェット)と手を組んだことをきっかけに、越えてはいけない一線を越え、光に照らされるショービジネスの世界から後戻りの出来ない闇の領域へと飲まれていく…。
ナレーションでは、大沢が主人公スタン、そして檀がリリスの視点で、その独特の世界観と男女のスリリングな騙し合いを妖艶な声色で体現。大沢はギレルモ・デル・トロ監督作品がかねてより好きだったといい、一足先に鑑賞した本作について「人間皆に共通する逃れたくても逃れられないものを、デフォルメした映画の世界でギレルモ・デル・トロ監督が見事に表現されていると感じました」と語り、檀も「作品自体が十分に練られ精巧に作られていると感じましたし、美術や衣装も素晴らしかったです。劇場でぜひ観たい作品」と本作を絶賛している。
独自の世界観と魅惑の映像で観るものを誘う、デル・トロ監督渾身のサスペンス・スリラー大作に期待が高まる。