ミキ亜生が『DUNE/デューン』ティモシー・シャラメになりきり!衣装の“格差”に昴生がクレーム
フランク・ハーバートのベストセラー小説を原作にドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化した『DUNE/デューン 砂の惑星』のブルーレイ&DVDリリース記念イベントが3月1日に東京都内で開催され、お笑いコンビのミキ(昴生、亜生)が出席。SF映画が大好きだという2人が劇中キャラクターをイメージした衣装で登場した。
本作は“未来が視える”能力を持つ青年、ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)が、宇宙支配をめぐる戦いに立ち向かっていく姿を描くSF映画。早くも続編制作が決定し、第94回アカデミー賞で作品賞を含む10部門にノミネートされたことでも注目を集めている。
亜生は、ティモシー・シャラメ演じるポールになりきって登場。「前髪もポールに寄せてきた」そうで、昴生から「かっこいい」「似合っている」と評価されると、「ありがとうございます」とご満悦の表情を見せた。一方の昴生はスキンヘッドが印象的な悪役、ハルコンネン男爵をイメージした衣装を披露した。サイズや色の合っていないカツラは違和感があり、昴生は「こんなに自分の肌の色と違うことある!?せめて合わせて!」とクレーム。亜生も「もみあげの部分の両面テープが見えている。というか誰?」と微妙なコスプレにツッコミを入れると、昴生は「ハルコンネンやねん!」「お前のとえらい違いや!俺だけ雑やねん」「俺もこの格好をしたかった」と亜生との格差を嘆いていた。
SF映画が大好きで、「この映画も楽しみにしていた」という昴生。「映像美が本当にすばらしい。(映画の舞台は)砂の惑星で砂漠なので、色がほとんどない。色がないことで、逆にその映像に引き込まれていくようだった。あの場所にフワちゃんがおったら、すごい目立つやろうな。どこを切り取ってもすばらしい映像やなと思いました。砂もリアルで、こういう世界が本当にあるんやろうなと思わされた」と熱弁し、「あの映像美が家で観られる。このためにテレビを買い替えようかなと思うくらいすばらしい」と惚れ惚れ。亜生は「お父さんとお母さんの関係もいろいろあって、人間関係がおもしろい。ヒューマンドラマも見どころ」だと話し、「ポールがかっこいい。そこだけでも必見!」とオススメしていた。
またポールが兄のように慕うダンカンをジェイソン・モモアが演じているが、亜生が「頼れる兄貴!という感じでいいですよね。うちのお兄ちゃんも頼りになりますから」と兄を称えると、昴生は「僕は太ももが、ジェイソン・モモア。太モモアです」とコメントした。会場はややウケで、これには亜生も「最先端の笑いをお届けしています!」と大慌て。
本作は“一族を守る戦い”を描く映画だが、「伯父さまが上岡龍太郎さん。ミキのお2人は、お笑いの一族を守る存在ですね」と司会から話を向けられると、昴生は「僕らはお笑いの一族というよりかは、漁師の一族なんです。父親も船乗り。僕らも海関係の仕事に就くのかなと思ってたんですけど、お笑いという大海原に漕ぎだして、いままさに溺れかけています」と苦笑しつつ、2人そろって「頑張ってやっていきます!」と宣言していた。
先行デジタル配信中の『DUNE/デューン 砂の惑星』は3月2日(水)より4K ULTRA HD&ブルーレイが発売、ブルーレイ・DVDのセル&レンタルがスタートする。
取材・文/成田おり枝