ポール・トーマス・アンダーソン最新作『リコリス・ピザ』7月日本公開！ティザービジュアル到着

ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作で、本年度のアカデミー賞®に作品賞含む3部門にノミネートされている映画『リコリス・ピザ』の日本公開が7月1日に決定し、ティザービジュアルが解禁となった。

トム・クルーズ主演『マグノリア』(99)でベルリン国際映画祭金熊賞、アダム・サンドラー主演『パンチドランク・ラブ』(02)でカンヌ、ホアキン・フェニックス主演『ザ・マスター』(12)でヴェネチア、ダニエル・デイ=ルイス主演『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07)でベルリンと世界三大映画祭すべてで監督賞受賞しているアンダーソン監督、待望の最新作はアカデミー賞をはじめ全米の映画賞で話題をさらっている。

最新作では、1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレーを舞台に、写真技師アシスタントのアラナと高校生ゲイリーの恋模様を描き出す。主演は三人姉妹バンドハイムのメンバーであるアラナ・ハイムとポール・トーマス・アンダーソン監督の盟友フィリップ・シーモア・ホフマンの息子であるクーパー・ホフマン。ともに本作で鮮烈な映画デビューを飾り、主演女優賞やブレイクスルー賞を総なめにしている。

解禁されたティザービジュアルは、カメラを見つめるアラナとそのアラナを後ろから微笑みながら見つめるゲイリーの姿を収めたもの。ふたりの距離感を感じさせるデザインに仕上がっている。

オリジナル脚本の完成度の高さ、登場する細かな脇役に至るまで行き届いた演出が高く評価され、11月の全米公開から現在に至るまで全米の映画賞を席巻している注目作『リコリス・ピザ』。ポール・トーマス・アンダーソン監督、待望の最新作に期待は高まるばかりだ。

文/タナカシノブ