ウェス・アンダーソン監督作『フレンチ・ディスパッチ』ディズニープラスで3月16日より見放題配信!
ウェス・アンダーソン監督長編10作目となる『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(公開中)が、ディズニープラスの「スター」にて3月16日(水)16時より見放題配信される。
本作の舞台は20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。ある日、編集長が仕事中に急死し、遺言によって廃刊が決定。一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが、最終号を作るために編集長との想い出の詰まったとっておきの記事とエピソードを振り返っていく様をオムニバス形式で描き出す。ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、オーウェン・ウィルソン、ベニチオ・デル・トロ、レア・セドゥ、ティモシー・シャラメに加え、数え切れないほどの豪華キャスト陣が物語の随所に出演している本作は、スクリーンの至るところにアンダーソン監督らしい遊び心が散りばめられている。
監督は「短編のオムニバス映画を撮ることが長年の夢でした。ニューヨーカーと出版界で著名な記者に触発された映画です。長年にわたりフランスに住んでいましたので、フランスの映画、特にフランス映画に関係する映画を撮りたいとずっと思っていました」と自身の記念すべき長編10作目にかけた並々ならぬ想いを吐露。映画やフランス、活字カルチャーの愛に溢れ、観るたびに新たな発見と解釈を感じ取れる本作は、いつになっても何度でも楽しみたくなる。
アンダーソン監督最新作にして最高傑作と呼び声も高い『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』がディズニープラスのスターで見放題配信開始。配信中の過去作『天才マックスの世界』(98)、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(01)、『ライフ・アクアティック』(04)、『ダージリン急行』(07)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)、『犬ヶ島』(18)とあわせて、アンダーソン監督の世界観にどっぷりと浸りたい。
文/タナカシノブ