主演の伊藤健太郎が強い意気込みを語る『冬薔薇』公開日&特報映像解禁

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主演の伊藤健太郎が強い意気込みを語る『冬薔薇』公開日&特報映像解禁

阪本順治監督がオリジナル脚本で描く『冬薔薇(ふゆそうび)』。このたび本作の公開日が6月3日(金)に決定。あわせて特報映像が解禁となった。

伊藤健太郎が2年ぶりの映画出演作にかける思いとは?
伊藤健太郎が2年ぶりの映画出演作にかける思いとは?[c]2022 「冬薔薇(ふゆそうび)」 FILM PARTNERS

本作は人間の業をせつなく紡ぐヒューマンドラマ。ある港町で、不良仲間とつるみながら友人や女から金をせびって生きる専門学生、渡口淳の物語を描く。主人公の渡口を演じるのは、2年ぶりの映画出演となる『惡の華』(19)、『十二単衣を着た悪魔』(20)の伊藤健太郎。学校にも行かず、両親の頭も悩ませ、“ロクデナシ”という言葉が似合う生活を送る渡口だが、ある日彼の仲間が何者かに襲われるという事件が発生する。

今回解禁された特報映像は、主演の伊藤が撮影時に残したコメントから始まる。「いまはもう、失うものはなにもない。お芝居ができる環境にいられるということがすごく幸せ」と本作に懸ける伊藤の強い思いが語られている。製作発表時に阪本が「余力があればスタッフとして現場でも働いてくれている」とコメントしていた通り、伊藤の意気込みが感じられる撮影現場の様子が映しだされる。また、最後に映されるスローモーション映像は、本映像で唯一の劇中シーンとなっている。


伊藤が強い意思を持ち挑んだ本作ではどのようなドラマが描かれているのか?また、静かに振り返る淳の眼差しの先にあるものとは?伊藤健太郎の映画復帰作となる本作に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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