『とんび』と「Yahoo! MAP」がコラボ!“聖地”をオンライン上で巡れるロケ地マップが公開

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『とんび』と「Yahoo! MAP」がコラボ!“聖地”をオンライン上で巡れるロケ地マップが公開

直木賞作家の重松清による同名小説を、阿部寛と北村匠海の共演で初映画化した『とんび』(4月8日公開)。破天荒な父と、その息子の絆を描きだす本作の魅力をさらに駆り立ててくれるのは、瀬戸内の美しい風景に囲まれたロケーションの数々。そこでこのたび、本作と「Yahoo! MAP」がコラボレーション。オンライン上で“ロケ地巡り”が体験できるテーママップが公開された。

瀬戸内海に面した架空の街“備後市”を舞台にした本作の撮影は、2020年11月からおよそ1か月にわたって行われた。昭和から平成、令和と時代を超えて繋がる家族の物語を描くため、60年にわたる日本のさまざまな世相や文化やファッション、人々の暮らしについて徹底的なリサーチが重ねられ、穏やかな瀬戸内海を臨む岡山県を中心としたロケ地にそれを反映。見事なロケーションとキャスト陣の好演の化学反応で、数々の名シーンが生まれることに。


【写真を見る】瀬戸内の絶景から温かみある街並みまで、感動の名シーンに華を添えるスポットを体験
【写真を見る】瀬戸内の絶景から温かみある街並みまで、感動の名シーンに華を添えるスポットを体験[c] 2022 『とんび』 製作委員会

阿部演じるヤスらが暮らす備後市の商店街の撮影が行われたのは、どこかノスタルジックな雰囲気をただよわせる岡山県浅口市の金光町大谷地区。妻を亡くした悲しみの癒えないヤスに麿赤兒演じる海雲が「お前は、海になれ」と告げ、幼いむること生きていく決心をする重要なシーンの夜の海は、瀬戸内海国立公園に面した青左鼻海岸で撮影されるなど、美しい風景や人々の温かみを感じる街並みが本作をよりドラマティックに彩っていく。

メガホンをとった瀬々監督は「備後地方といえば岡山県と広島県の県境あたりを指します。瀬戸内海に面したその地方独特の町の雰囲気、それを出したいと思ってロケハンをしました。また、重松清さん自身が岡山出身で、お父さんが働いていた運輸会社も岡山にありました。ある意味、重松さんの自伝的要素を持つ小説『とんび』へのオマージュを込めて、まず岡山で撮影をしたいという思いがあり、そこからすべてが始まったのです」と振り返っている。

岡山出身の重松清の同名小説を映画化した『とんび』は、親子の絆を描く物語
岡山出身の重松清の同名小説を映画化した『とんび』は、親子の絆を描く物語[c] 2022 『とんび』 製作委員会

映画作品の公式ロケ地マップとしては初めての試みとなる「Yahoo! MAP」ならびに「Yahoo!地図」でのテーママップ公開。各スポットには映画の場面写真やメイキング写真を紹介しているほか、スポットまでのルート検索も可能。映画を観る前に一足先に“聖地”を巡っておけば、シーンのリアリティもさらに高まることだろう。もちろん映画を観てから巡って想いを馳せるのもよし。お好きなかたちで『とんび』の世界を肌で感じてみてほしい。

文/久保田 和馬

■映画『とんび』ロケ地マップの見方
<Yahoo! MAPの場合>
検索窓に「とんび 映画」または「映画 とんび」と入力して検索します。検索結果画面の「関連するおすすめテーマ別マップ」欄に「映画『とんび』ロケ地マップ」と表示されるのでタップしてください。

<スマホウェブ版 Yahoo!地図の場合>
こちらのURLから表示いただけます。https://yahoo.jp/12cr-p


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