断線した黒電話から聞こえるのは“死者の声”…イーサン・ホーク主演『ブラック・フォン』日本公開決定!
稀代のスリラー作家として知られるスティーヴン・キングの息子ジョー・ヒルが、2005年に発表した作家デビュー短編集の中の一作「黒電話」を原作に、イーサン・ホークが主演を務めるサイコスリラー『ブラック・フォン』が、7月1日に日本公開されることが決定した。
『透明人間』(20)、『ゲット・アウト』(17)など、話題のスリラー作品を数多く世に送り出してきたブラムハウス・プロダクションズが製作を手掛ける本作。気弱な少年フィニー(メイソン・テムズ)が、学校の帰り道に黒い風船を持った怪しい男(ホーク)によって監禁され、恐怖に巻き込まれていく姿を描く。監督は、『エミリー・ローズ』(05)、『ドクター・ストレンジ』(16)などで知られるスコット・デリクソン。
今回解禁となった予告編は、子どもの連続失踪事件が相次ぐコロラド州のとある街で、フィニーがホーク演じる男と遭遇するところからスタート。気づいた時には地下室に閉じ込められ、壁には断線している黒電話が。だがその黒電話が突如鳴り響き、この部屋の恐怖と真実を知る「死者からのメッセージ」が聞こえ始める。一方、妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)は兄の失踪に関する予知夢を頼りに、兄の行方を探し始めるが…。あわせて解禁となった日本版キービジュアルでは、得体の知れない連続誘拐犯の不気味さが際立つビジュアルに。
サイコパス、死者からの電話、予知夢が同時進行で交錯する、予測不能でスリリングな1本。地下室の内側と外側で断絶された兄妹は果たしてどうなるのか?今後の続報にも注目だ!
文/小松 糸
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