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ヨ・ジング、初のオンラインファンミーティング!「王になった男」名シーンの再現にファンのトキメキが止まらない

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ヨ・ジング、初のオンラインファンミーティング!「王になった男」名シーンの再現にファンのトキメキが止まらない

3月29日、テレビ愛知と大阪韓国文化院のコラボレーションイベント『「古家正亨の韓流クラス」特別編 ヨ・ジング オンラインミーティング』がYouTubeで無料ライブ配信された。今年17年目の俳優人生を迎えるヨ・ジングを迎えてのファンミーティングは、2019年4月以来約3年ぶりだ。

【写真を見る】整ったビジュアルと笑顔が愛おしいヨ・ジング(「サークル:繋がった二つの世界」記者会見)
【写真を見る】整ったビジュアルと笑顔が愛おしいヨ・ジング(「サークル:繋がった二つの世界」記者会見)SplashNews.com

初めにファンの誰もが心配していた、3月23日に新型コロナウイルスの陽性者となってしまったことへ質問が及ぶ。イベント直前の発症だったが、本人曰く「ゆっくり休みながらコンディションを整え、現在は回復している」とのことだ。元気な表情を見せてくれて一安心。

いまや実力派俳優の一角を担う彼の原点は、映画『Sad Movie サッド・ムービー』(06)だ。子役としてデビューした当初を振り返ると、"こんな俳優になりたい"という確かなことは考えていなかったそうだ。しかし『Sad Movie サッド・ムービー』で、余命わずかな母親を守ろうとする息子を演じてから、どんな俳優になるのかを考えたという。演技を重ねていくうち、次第に自身の役者としてなりたい姿が出来上がってきて、いまも努力をしていると答えた。その後の活躍は、"時代劇の申し子"と称されるほど、歴史ドラマで人気を博していく。「時代劇というのは、自分が住んだことがない過去が舞台なので、どんなふうに表現したらいいか、子役のころは悩んだ。先輩や監督のアドバイスや参考になる作品を観て、自分だけの役作りに生かしている」と隠れた努力を明かす。そんな先輩や監督からかけられて強く印象に残っているのが、「いまのように演技をしてほしい」という言葉だ。「楽しんで演じていた姿を忘れないで欲しいという意味だったと思う」と、ヨ・ジングは忘れないようにしているのだという。

一人二役という難役を演じきった「王になった男」
一人二役という難役を演じきった「王になった男」tvN

芸歴が長く、ドラマに映画にと大活躍なヨ・ジングのホットなトピックスと言えば、日韓中にまたがるグローバル・ガールズ・グループを発掘するオーディションプログラム「Girls Planet 999」のMC、プラネットマスターを務めたことだ。世界的に反響を呼んだこの番組で、ヨ・ジングの新たな魅力に気づいた人も多いだろう。「自分が浮かれすぎてしまうと緊張してしまうので(ヒットしていることを)言わないでほしい」と周囲に伝えたと話し、「彼女たちの目標に向かう情熱に触れて、感動的だった。夢に向かって歩く勇気は、自分もよく分かる。また彼女たちによって自分自身を振り返ることが出来たので、特別なプロジェクトだった」と謙虚に語った。


話題は、現在撮影中の新作ドラマ「リンク:食べて愛しなさい、しびれるように」へ。本作でヨ・ジングは、高級レストランのスーシェフであるウン・ゲフンに扮する。普段から料理が得意な彼だが、「プロフェッショナルな姿を見せなければという覚悟で挑戦した役。料理が好きなことは、ゲフンという人物を決めていくうえで精神的に役に立った」と、ドラマへの期待感を抱かせた。

そしてファンミーティングはメインイベント、「あのドラマの名ゼリフを再現」コーナー。ヨ・ジングが視聴者を虜にした珠玉のドラマの中から、名セリフを二つ選び即興で演じてもらうというファン垂涎の企画だ。「王になった男」(配信中)の「胸が裂けそうなほど、裂けてもかまわぬほど、愛している」を、なんとその場で披露。即座に役に入り込み落ち着いた低音ボイスでロマンティックに熱演してくれた。「実はセリフ、モニターに出してもらっていたんです(笑)」と照れながら正直に明かす人柄にも好感が持てる。

王妃とのロマンティックなシーンも話題となった「王になった男」
王妃とのロマンティックなシーンも話題となった「王になった男」tvN

司会進行の古谷正亨氏が「言葉選びが本当に素敵で、一緒にいて幸せになれる人」と絶賛していたように、YouTubeには「聖人のようだ」「天使」「照れ笑いもいい」というファンからのトキメキコメントが殺到。スクリーンショットタイムでは1秒ごとにポーズを変えるサービス精神旺盛な姿も見せてくれた。


 "指ハート"で愛嬌を振りまくスクショタイムにファンも大満足
"指ハート"で愛嬌を振りまくスクショタイムにファンも大満足

流ちょうな日本語を交えつつ、演技への情熱からプライベートまで語ったあっという間の1時間。ヨ・ジングの真摯な人柄は、モニターの向こうのファンたちの心を温めたに違いない。

取材・文/荒井 南

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