新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』ヒロインのビジュアルが公開!公開日は11月11日に
『君の名は。』(16)と『天気の子』(19)に続く、新海誠監督の3年ぶりの最新作『すずめの戸締まり』の公開日が2022年11月11日(金)に決定。このたび本作の特報映像が4月10日(日)20時にYouTubeの「東宝MOVIEチャンネル」にてプレミア公開されることが発表され、それに先駆けてポスタービジュアルと場面カットが解禁された。
本作は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女すずめの解放と成長を描く冒険物語。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うようにして山中の廃墟で見つけたのは、まるでそこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんと佇む古ぼけた扉。やがて日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけない。不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”が始まる。
昨年12月に実施された製作発表会見では水面にぽつんと佇む扉のビジュアルが解禁。日本国内はもちろんのこと海外メディアからも大きな注目を浴びていた。そしてこのたび解禁されたポスタービジュアルでは、廃墟の扉を前に小さな木製の椅子を両手に抱えたポニーテールの少女すずめの姿が描きだされている。また場面カットに描かれているのは、かつて小さな温泉街だったと思われる集落。崩れかけた旅館やツタの絡まった家屋、錆びた看板など、人がいなくなって廃れてしまった場所を歩くすずめの後ろ姿。どのような物語が展開するのか、期待は高まるばかり。
現在本作を鋭意制作中の新海監督は「あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締りをしながら日本列島を旅する物語を作っています。笑顔と昂ぶりを、観終えた後に残せるような映画にしたいのです」とコメントを寄せている。今後続々と解禁される予定の新情報からも目が離せなくなりそうだ。
文/久保田 和馬