地獄級のバイオレンス!?アウトレイジなヤクザの“悪人面”をまとめてみた
北野武監督作としては初の続編モノとして大ヒットを記録した『アウトレイジ』シリーズ。最新作『アウトレイジ 最終章』(10月7日公開)でも強面ヤクザたちの“イイ表情”がかなり強烈!今回は、泣く子も黙る『アウトレイジ』から、悪人面を集めてみた。
関東一円を支配する巨大暴力団の内部抗争や組織同士の対立を通して、裏社会に生きる男たちの姿を描いてきた本シリーズ。痛みが伝わるほどの壮絶なバイオレンス描写や、組織の中で生きる男たちの裏切りや駆け引きというスリリングな展開で人気を博した。
サブタイトルで“最終章”と銘打たれたシリーズ最新作にも、前作を超える豪華なキャストが集結。初登場のキャストとして注目したいのが、意外にも本作が北野映画初出演となるピエール瀧だ。『凶悪』(13)で演じた元暴力団組長の死刑囚役で、これまでのイメージを覆す極悪フェイスを披露した瀧。本作でも、両肩の入れ墨が迫力満点で、その表情も強烈なインパクトを放っている。
また、北野映画の常連である大杉漣もシリーズに初参戦。最近では「ゴチになります!」への出演や、自身の冠番組で“街ぶら”に挑戦するなどチャーミングな一面がフィーチャーされているが、一度冷静になって本作の彼の顔を見てほしい。芸能界切っての人気俳優となった彼がスクリーンで見せる曲者ぶりは要チェックだ。
シリーズに継続して出演する俳優陣もさらに強力な“悪人面”を引っさげてスクリーンに帰還。このシリーズの主人公としてダークヒーローっぷりを発揮するビートたけしはもちろん、『アウトレイジ ビヨンド』(12)からの参戦となる西田敏行も“おしゃべり系コワモテ”としてドスの効いた関西弁でまくし立てる。さらに白竜ら“サイレント系コワモテ”たちの表情が物語る怖さも見逃せない!
人気シリーズのクライマックスを飾るにふさわしい、さながら“悪人面の宝石箱”と化した『アウトレイジ 最終章』。前作を超えるバイオレンスな展開に期待が高まる!【トライワークス】