寺島しのぶ&豊川悦司W主演、広末涼子共演で井上荒野の傑作小説『あちらにいる鬼』映画化決定 - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
寺島しのぶ&豊川悦司W主演、広末涼子共演で井上荒野の傑作小説『あちらにいる鬼』映画化決定

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寺島しのぶ&豊川悦司W主演、広末涼子共演で井上荒野の傑作小説『あちらにいる鬼』映画化決定

<キャスト・スタッフコメント>

●寺島しのぶ(長内みはる役)

「何度も撮影が延長され半ば諦めかけていたのですがやっとインできそうです。そうこうしているうちに私の歳も寂聴さんが得度式をされた歳と同じになりました。井上荒野様からも心強いお手紙をいただきました。これを宝物に最も信頼している荒井晴彦さんや廣木監督とまた作品作りができること、豊川さんとまたお芝居できることに胸が弾み広末さんとも不思議な関係性が築けそうです。いまから崖の下をチラチラ見ては躊躇して、いずれ捨て身で飛び込もうとしている自分を鼓舞している毎日です」

●豊川悦司(白木篤郎役)

「男にも女にも家庭があって、それでも磁石のように惹きつけあって、どうしようもなく、あがくすべもなく、ただ相手を見据えて、しがみついていく二人。しがみつく二人にしがみつく家族。スキャンダルという理由は、彼らが文化人であったというだけのこと。寺島しのぶと、男と女、それだけを演じてみたい」

●広末涼子(白木笙子役)

「とても大人な台本に、はたして私がついて行けるか?いまだ不安なまま撮影開始となりそうですが、間違いなく魅力的な寺島さんと豊川さんの御姿がおのずと私をも導いてくださる予感がしております。撮影の日を楽しみに精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします」

●廣木隆一(監督)

「物語を語ることでしか存在できない男を巡って女は現実を生きる。いや男と女と言うよりも同じ時間を過ごした大人たちのラブストーリーを、このキャストで演出することに何か不思議な感じがしてワクワクします。どこまでが虚でどこまでが創作なのか。原作者の目を通して描いた彼らの関係を映画化できることに感謝します。ぜひ鬼の正体を劇場で確認して下さい」

文/川崎このみ

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