白石監督が岡田健史の演技を絶賛!『死刑にいたる病』場面写真&メイキング到着

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白石監督が岡田健史の演技を絶賛!『死刑にいたる病』場面写真&メイキング到着

『凶悪』(13)、「孤狼の血」シリーズなどの白石和彌が監督を務める『死刑にいたる病』(5月6日公開)。本作より、阿部サダヲとともに主演を務める岡田健史が写る場面写真とメイキング写真が到着した。

【写真を見る】白石監督とともに撮影を進めていく岡田
【写真を見る】白石監督とともに撮影を進めていく岡田[c]2022 映画「死刑にいたる病」製作委員会

注目の作家、櫛木理宇による同名小説を原作とする本作。連続殺人鬼から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに、大学生の雅也(岡田)が次第に翻弄されていく姿を描く。

連続殺人鬼、樺村を演じる阿部の”表と裏”の顔のギャップが衝撃的な本作だが、阿部は、岡田との掛け合いで化学反応が起こったと明かし「岡田さんの演技で引き出されたところがあって、最初に思っていたのと違うアプローチをした部分がありました。まっすぐな雅也を壊したいと思いましたが、全然ブレなかったです」とコメントしている。

また、白石監督も岡田の前のめりな演技に驚きを見せ、「お芝居ひとつひとつを考えて演技しているので、こちらも確認しながら進めていき、積み重ねていった印象があります。”全体の映画の中でここを起点にしたい”、”ここを先々考えてやっていきたい”と計算高く考えて、逐一相談してくれた」と撮影時を振り返り、「すごくナチュラルで素直な芝居をしてくれて、静かなトーンでいきたいというのが感じられました。阿部さんとのクライマックスでは自分のキャラクターがどういう見え方になるのかをよく見ていて、強い芝居をしてくると思ったら意外でしたが、いざ作品が出来上がってみると彼のアプローチが正解でした」と岡田の演技を受けて変わった演出もあったと述べている。

映画の前半と後半で全く異なる表情を見せる岡田。クライマックスでは初めて樺村を訪ねる面談室の場面から演出も大きく変わり、緊張感のある二人の演技によって一層見応えのあるシーンになっているとのこと。二人の芝居がぶつかり合う驚愕のサイコサスペンス映画に注目したい。

文/小松糸

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