弓道スタイルで胸元が露わに…“国宝級イケメン”松村北斗の活躍を振り返る
6人組アイドルグループ「SixTONES(ストーンズ)」のメンバーで、“令和の塩顔男子”の1人とも称され人気を博す松村北斗。俳優としても活動する彼だが、最新出演作『ホリック xxxHOLiC』(公開中)では、これまでにないほど艶っぽい魅力が全開だ。本稿では松村のこれまでのおもな出演作を振り返りつつ、劇中での活躍や役者としての魅力に迫っていきたい。
「カムカムエヴリバディ」の雉真稔役でお茶の間の顔に
清潔感漂う黒髪と爽やかな笑顔が印象的な26歳の松村。2012年にドラマ「私立バカレア高校」で俳優デビューを果たして以来、成長著しい若手俳優として熱い視線を集めている。女性ファション誌ViViの「国宝級イケメンランキング」では、2021年の上半期&下半期で堂々の1位に輝いた。
4月に放送終了したばかりの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、上白石萌音演じるヒロイン、安子の夫、雉真稔を松村が好演している。聡明な稔は、昭和の時代に家柄の格差を乗り越えて安子と結婚するも、妻子を残して戦死してしまうというキャラクター。放送当時、幅広い年齢層の視聴者を魅了し、いまだにネット上に“稔ロス”のコメントが並ぶほどの喪失感をお茶の間に与えた。
現在放送中の広瀬アリス主演のドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」では、刹那的な恋愛観を持つフレンチビストロ店のギャルソン兼見習い料理人、長峰柊磨役に。第一話で、恋愛経験ゼロで仕事に打ち込む主人公の純(広瀬)の失恋を察した柊磨が、いきなり「泣いてもいいよ…」と純を抱き寄せて頭を優しく撫でるシーンが登場。「カムカムエヴリバディ」の稔とは真逆のキャラクターで、テレビの前で悶絶する視聴者たちから、「カッコ良すぎる!」「沼落ちする…」などといった反響がネットを賑わせていた。
『ライアー×ライアー』でクール系モテ男と一途な激甘男子の二面性を披露
映画では、三木孝浩監督の『坂道のアポロン』(18)に出演。スターになることを夢見る高校生、松岡星児を演じ、60年代風なロックバンドの衣装に身を包み、オックスの「ガール・フレンド」をダンス付きで熱唱していた。森七菜とW主演したラブコメディ『ライアー×ライアー』(21)では、ギャルに変装した義理の姉(森)に恋してしまう大学生の弟という役柄で、クール系モテ男と想い人に一途な激甘男子という両極端なキャラクターを体現し、破壊力抜群のデレ顔も披露。また、人気テレビドラマを映画化した劇場版『きのう何食べた?』(21)にも参加し、西島秀俊と内野聖陽が演じるカップルの間をかき回す、チャラいけどどこか一本筋が通っている美容師役に扮している。