是枝裕和監督作『ベイビー・ブローカー』ソン・ガンホ、カン・ドンウォンほか劇中カット一挙到着!
『万引き家族』(18)の是枝裕和監督最新作にして初の韓国映画となる『ベイビー・ブローカー』(6月24日公開)より、このたび主演のソン・ガンホらを捉えた新たな場面写真が一挙解禁となった。
“赤ちゃんポスト”をきっかけに出会った、赤ん坊の母親、赤ん坊を売るベイビー・ブローカーの男たち、そして彼らを現行犯逮捕しようと追いかける刑事たちの一風変わった旅路を描く本作。韓国の製作、俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した是枝監督初の韓国映画となり、米アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』(20)のソン・ガンホが主演を務め、5月17日(火)より開催される第75回カンヌ国際映画祭では最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり、6回目となるコンペティション部門への正式出品が決定している。
このたび解禁となった場面写真では、古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)と、その相棒のドンス(カン・ドンウォン)の姿や、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン)が波止場でこっそりと取り引きしているようなカットや、そんな彼らを検挙しようと尾行を続けるペ・ドゥナ演じる刑事スジンとイ・ジュヨン演じる後輩のイ刑事が車内から様子を伺っているカット、さらにワゴンの後部に腰掛け心細げな表情を浮かべるソヨンの姿など、それぞれのキャラクター性を捉えた場面写真の数々となっている。
彼らが旅の先で見つけるものは、果たして何なのか…?カンヌ国際映画祭の賞レースの行方とともに、是枝監督渾身の最新作に期待が膨らむ。
文/富塚沙羅
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