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森川智之&浪川大輔&武田真治「オビ=ワン・ケノービ」の期待告白!「シリーズでもっとも人間らしい葛藤が描かれる」

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森川智之&浪川大輔&武田真治「オビ=ワン・ケノービ」の期待告白!「シリーズでもっとも人間らしい葛藤が描かれる」

社会現象を巻き起こし続けてきた「スター・ウォーズ」の新たなオリジナルドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」が、5月27日(金)よりディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信される。“スター・ウォーズの日”である5月4日にはTOHOシネマズ六本木ヒルズで『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の特別上映イベントが開催され、森川智之(オビ=ワン日本版声優)、浪川大輔(アナキン・スカイウォーカー日本版声優)、スペシャルゲストの武田真治が登壇した。

『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の特別上映イベントが開催された
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の特別上映イベントが開催された

「オビ=ワン・ケノービ」は、「スター・ウォーズ」シリーズを代表する伝説的なキャラクターにして、史上最も有名な悪役ダース・ベイダー、そしてジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービが、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』で見せた歴史的対決と決着のその後を描く物語。シリーズの劇中の名セリフ “May the Force be with you.”(フォースと共にあらんことを。) にちなみ、“スター・ウォーズの日”として認定されている5月4日(May the 4th)。3年ぶりのリアルイベントとして今回の特別上映イベントが行われ、会場にはコスプレをしたファンが集ってライトセーバーを掲げ、記念日を祝った。シリーズの大ファンだという武田は、「スター・ウォーズ」声優を前に「どれだけお2人が『スター・ウォーズ』の世界観に深みを出してくださっていることか。本当に尊敬しています」と最敬礼だった。

【写真を見る】森川智之、自前のライトセーバーを掲げて登場!
【写真を見る】森川智之、自前のライトセーバーを掲げて登場!

森川は、1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』から、最新作である本作「オビ=ワン・ケノービ」で、ユアン・マクレガー扮するオビ=ワンの日本版声優を務めている。「これ自前なんです」と自宅から持って来たというライトセーバーを披露した森川は、「10年ほど前にアニメエキスポでロサンゼルスに行くことがありまして、そこで見つけて買ったんです。今日のために買っておいたのかと思うくらい。家で温めていた」とにっこり。


帰国時には機内持ち込みをしたそうで「きちんと箱に入っていたんですが、セキュリティの赤外線を通った時に、案の定ピーッと止まりまして。『これはなんだ』というセキュリティの屈強な方に、『ライトセーバーだ。俺はジェダイだ』と言ったら、『オッケー』と(笑)。機内に持ち込めたんです」と裏話を明かし、「好き同士だったと思う」と「スター・ウォーズ」ファンとしてつながれた瞬間があったという。

アナキン・スカイウォーカー日本版声優の浪川大輔
アナキン・スカイウォーカー日本版声優の浪川大輔

『エピソード2』(02)『エピソード3』(05)でヘイデン・クリステンセン演じるアナキン・スカイウォーカーの日本版声優を務めたのが、浪川だ。浪川は「さきほど武田さんにご挨拶をしたら、尊敬していますと言っていただいて。周りの皆さんにそう思っていただけるのがうれしい。長い年月、やらせていただいた賜物」と感激しきり。「お仕事のほうでも、ダークサイドに堕ちる役が非常に多くなりまして。ここから闇堕ちキャラをやらせていただくことが多くなった。ありがとうございます」と一つの転機になったと楽しそうに語っていた。

5月27日からは、いよいよ「オビ=ワン・ケノービ」が配信となる。今回のオファーに、森川は「小躍りしました」と笑顔。「すごくうれしい。何年か前にユアンが『オビ=ワン・ケノービ』がスタートするという話をしていた。それを見て、すごく楽しみにしていた。とうとうやって来たなと。皆さんが本当に知りたいところの話」と喜びをにじませる。さらに「『エピソード1』の最初のころのユアン・マクレガーは、まだ若かりしころのパダワンとしてのはちきんれんばかりの雰囲気があった」としみじみ。「『オビ=ワン・ケノービ』は、『エピソード3』の10年後。同じようにユアンも年を重ねてきた。同時に僕自身も声優としてのキャリアを20数年を重ねてきたので、演技に活かせるかなと思っています」と重ねた年月もいい効果をもたらしていると話す。

「スター・ウォーズ」シリーズの大ファンだという武田真治
「スター・ウォーズ」シリーズの大ファンだという武田真治

「オビ=ワン・ケノービ」の予告編がスクリーンで上映されるひと幕もあり、3人共が「たまらない!すごい!」と大興奮。浪川は「オビ=ワンは、葛藤や忍耐の連続。それをどのように見せてもらえるのか。オビ=ワンらしい作風がどのように出てくるのか楽しみです」とコメント。森川は「『オビ=ワン・ケノービ』の話をたくさんしたいんですが、しゃべれない!しゃべてっしまうと、僕は明日からいないかもしれない。闇に行かないように我慢しています」と苦笑いを浮かべ、「大SF映画だと思われがちだけれど、こんなにもキャラクターの一人一人の人生を描いているのはすごいなと思う」とシリーズのドラマ性に魅了されているという。

武田も「シリーズでもっとも人間らしい葛藤が描かれるのではないかと思っている」と人間ドラマに期待しているといい、「僕は日本語吹替え版で観させていただきたい。包容力と葛藤を併せ持つ表現をさせたら、右に出る方はいないですから。その人間ドラマをひしひしと感じたいです」と森川の演技に期待を寄せる。アナキン・スカイウォーカーが、邪悪なシスの暗黒卿ダース・ベイダーに堕ち、ジェダイが最大の敗北を喫した『エピソード3』の劇的な出来事の10年後から始まる「オビ=ワン・ケノービ」の物語。一体どのようなドラマが繰り広げられるのか、いまから楽しみだ。

取材・文/成田おり枝

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