山下敦弘監督&宮藤官九郎が初タッグ!台湾映画『1秒先の彼女』日本版リメイクが決定
台湾アカデミー賞こと第57回金馬奨で作品賞や監督賞をはじめ5部門に輝いた、チェン・ユーシュン監督の『1秒先の彼女』(20)。このたび本作の日本版リメイクが、山下敦弘監督と脚本家の宮藤官九郎のタッグで製作されることが決定した。
『1秒先の彼女』は、『熱帯魚』(95)や『ラブ ゴーゴー』(97)で日本の映画ファンからも支持されるユーシュン監督が、20年前から温めていた脚本をもとに撮りあげたファンタジックなラブストーリー。なにをするにも人よりワンテンポ早いシャオチーは、ある日ハンサムなダンス講師とバレンタインデーとの約束を漕ぎ着けるが、目が覚めるとバレンタインデーが消えてしまっていた。その謎を探り始めるシャオチーは、人よりワンテンポ遅いバスの運転手グアタイが手がかりを握っていることを知り…。
『リンダリンダリンダ』(05)や『苦役列車』(12)などで国内外から高い評価を集める山下監督と、数々のヒット作を世に送り出してきた宮藤。過去には山下監督がメガホンをとった『ぼくのおじさん』(16)に宮藤が出演し、宮藤が手掛けたNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」に山下監督が出演するコラボレーションはあったものの、監督と脚本家としてタッグを組むのはこれが初めて。また宮藤にとっても既存の映画作品のリメイクは初めてとなる。
リメイク版では舞台を日本に移すとのことで、メインキャストやタイトルは順次発表。2023年の公開を予定している。続報に乞うご期待!
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