アンドリュー・ガーフィールド、人生の再構築のため一時的に俳優業休止へ「ただ普通の生活が送りたい」
今年、『tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』(21)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた、2代目スパイダーマン俳優のアンドリュー・ガーフィールドが、一時的な俳優業休止を明らかにした。
4月28日からオンエアされたTVミニシリーズ「Under the Banner of Heaven」のプロモーションで、「Variety」のインタビューに応じたガーフィールドは、「自分が次になにをしたいか、どんな人間でありたいか、もう一度きちんと再考する必要があります。アワードシーズンは、洗濯機のようなもの(忙しさ)だから、休養が必要です。しばらくの間、ただ普通の生活が送りたい」と語った。
ガーフィールドは今年4月「People」のインタビューでは、2019年にすい臓がんで亡くなった母親について触れ、「母とは、つながっていると毎日感じています。僕の心のなかにはいつも母がいますが、こういう大事な(オスカーにノミネートされた)瞬間に、この場に母親を連れてこれないのは寂しいです。時には母からの導きも必要としている」と孤独な心情を吐露しており、母を亡くしたあと、しっかりと自分と向き合う時間を作ろうとしているようだ。
IMDbによれば、ガーフィールドは、レイフ・ファインズやケイト・ブランシェットが参加するTVミニシリーズ「Brideshead Revisited」の出演が決まっているが、その後の予定は入っていないようだ。
文/JUNKO
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