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【第94回アカデミー賞】主演男優賞はウィル・スミス、混戦の賞レースでアンドリュー・ガーフィールドも大健闘!

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【第94回アカデミー賞】主演男優賞はウィル・スミス、混戦の賞レースでアンドリュー・ガーフィールドも大健闘!

アメリカの現地時間3月27日(日本時間3月28日)にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第94回アカデミー賞授賞式。主演男優賞に輝いたのは『ドリームプラン』(公開中)のウィル・スミスで、涙の熱いロングスピーチを披露。Netflix映画『tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』(配信中)のアンドリュー・ガーフィールドは、『ハクソー・リッジ』(16)以来2度目のノミネートだったが、受賞を逃した。

アカデミー賞授賞式でのアンドリュー・ガーフィールドとゼンデイヤ
アカデミー賞授賞式でのアンドリュー・ガーフィールドとゼンデイヤ[c]Matt Sayles / A.M.P.A.S.

本作は、「イン・ザ・ハイツ」や「ハミルトン」などで、ミュージカル界で名を馳せるリン=マヌエル・ミランダが初監督を務めたミュージカル映画。ガーフィールドが演じたのは「レント」の原作者で作曲家でもあるジョナサン・ラーソン役。30歳の誕生日を目前に控えたラーソンが、ニューヨークでアーティストとしての夢を追いかけていく。ガーフィールドはミュージカルに初挑戦となったが、伸びやかな美声とダイナミックなダンスも高く評価された。

歌って踊るガーフィールドの感情の揺れ動きが胸に刺さる
歌って踊るガーフィールドの感情の揺れ動きが胸に刺さるNetflix映画『tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』独占配信中


『アメイジング・スパイダーマン』(12)でトップスターとなり、再びスパイダーマン役を演じた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(公開中)も世界的で大ヒットしているガーフィールドだが、彼はもともと舞台俳優としてキャリアをスタートさせた俳優だ。2018年には舞台「エンジェルス・イン・アメリカ」でトニー賞演劇主演男優賞を受賞しているので、夢と希望にあふれたラーソン役は適役で、魂のこもった熱演につながったに違いない。

オスカーランチョンに登場したアンドリュー・ガーフィールド
[c]Phil McCarten / A.M.P.A.S.

取材・文/山崎伸子


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