『シン・ウルトラマン』がV2達成!『五等分の花嫁』『鋼の錬金術師』など新作が続々ランクイン
5月21日と5月22日の動員ランキングが発表され、先週に2022年公開の邦画実写映画No. 1のヒットスタートを飾った『シン・ウルトラマン』が2週連続で1位を獲得した。
『シン・ウルトラマン』早くも観客動員100万人の大台を突破!
土日2日間で観客動員31万2000人、興行収入4億8600万円を記録した『シン・ウルトラマン』。公開から8日目の5月20日時点で累計観客動員100万人の大台に到達。22日までの累計成績は早くも動員134万人、興収20億円を突破している。
公開を迎えたばかりの新作では、累計発行部数1600万部を超える春場ねぎによる同名コミックを基にした劇場版アニメーション『映画 五等分の花嫁』が、土日2日間で動員20万人、興収2億6700万円をあげ2位に初登場。公開3日間の累計は、動員29万人、興収3億9000万円を記録している。
そして4位には、落語家の立川志の輔による新作落語「大河への道 伊能忠敬物語」を、主演の中井貴一、共演の松山ケンイチ、北川景子らが一人二役に挑んで映画化した『大河への道』がランクイン。
「鋼の錬金術師」最新作は9位スタート
荒川弘の大ヒット漫画を、『ピンポン』(02)の曽利文彦監督のメガホンのもとHey!Say!JUMPの山田涼介主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』(17)。その続編となる完結編2部作の前編『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は9位に初登場。
既存作品では、公開6週目を迎えた『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が土日2日間で動員16万6000人、興収2億3800万円をあげ3位にダウン。累計では動員572万人、興収79億円を突破し、前作『名探偵コナン 緋色の弾丸』超えを達成。シリーズ歴代興収1位の『名探偵コナン 紺青の拳』(19)、同じく2位の『名探偵コナン ゼロの執行人』(18)にどこまで迫れるか注目が集まるところ。
また、5位の『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』は累計で動員143万人、興収17億円を突破。6位の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は累計で動員123万人、興収19億円に迫っている。
今週末には、トム・クルーズが主演を務めるアクション超大作『トップガン マーヴェリック』(5月27日公開)、古川日出男の「平家物語 犬王の巻」を湯浅政明監督が長編アニメとして映画化した『犬王』(5月28日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬
1位『シン・ウルトラマン』
2位『映画 五等分の花嫁』
3位『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』
4位『大河への道』
5位『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』
6位『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
7位『流浪の月』
8位『死刑にいたる病』
9位『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』
10位『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』