“Vシネの帝王”小沢仁志もまさかの高校球児に!?『野球部に花束を』追加キャスト&超特報&ティザービジュアル解禁
「ドラフトキング」、「ベー革」など、多くの傑作野球漫画を発表しているクロマツテツロウの同名コミックが映画化する『野球部に花束を』(8月11日公開)。本作の追加キャストとして小沢仁志、里崎智也らの出演が発表となったほか、超特報、ティザービジュアルが到着した。
中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指すもうっかり野球部の見学に行ってしまったことをきっかけに、バラ色の高校生活はゲームセットとなってしまった黒田鉄平と、その仲間たちの奮闘を描く本作。主人公の黒田に『天気の子』(19)の醍醐虎汰朗、チームメイトの桧垣主圭にミュージカルやテレビドラマで活躍する黒羽麻璃央、さらに、どう見ても堅気には見えないコンプライアンス全無視の原田監督に高嶋政宏が顔をそろえ、理不尽だが愛おしい高校球児の青春を体現していく。また、監督、脚本を、「荒川アンダー ザ ブリッジ」、『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』(21)などの飯塚健が担当する。
今回発表された追加キャストは、黒田と桧垣と同じ一年生部員役として『決戦は日曜日』(21)などに出演した駒木根隆介、多くの人気漫画の実写映画化作品に参加する市川知宏、そして、『斉木楠雄のψ難』(17)や『今日から俺は!!劇場版』(20)など話題作に出演する三浦健人の3名が決定。また、野球部あるあるの解説役には、元プロ野球選手で現在は解説者やYoutuberとして活動している里崎、さらに「日本統一」シリーズや「日本極道戦争」シリーズといった、Vシネマを中心に活躍する小沢も高校球児として出演することも明らかに。
あわせて解禁になったティザービジュアルでは、モテモテの高校デビューを思い描いていた夢を諦め、坊主頭に汗を流す黒田と、厳しい部活生活に勤しむ野球部員たちが「メジャーリーグよ!これが日本の野球部だ!」というコピーとともに切り取られている。また、里崎のYouTubeチャンネルで進行役を務める袴田彩会がナレーションを行う超特報では、古い倫理観や理不尽がいまだに蔓延り、入部早々に頭を丸刈りにされたり、どんな時でも呼ばれればすぐに駆けつけるまさに”奴隷”な野球部侵入部員の姿が映しだされていく。
どの世代にも刺さる“あるある”が満載の本作。はたして彼らは充実した3年間を過ごせるのだろうか?この夏必見の青春コメディに期待しよう!
文/小松糸