伊藤沙莉が『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』で日本語吹替えに初挑戦!本編クリップ映像も解禁
「ジュラシック」シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(7月29日)。日本語吹替版キャストとして、クリス・プラット演じる主人公オーウェン役を玉木宏が、ブライス・ダラス・ハワード演じるヒロイン、クレア役を木村佳乃が続投することが報じられたが、本日、新キャラクター、ケイラ役(ディワンダ・ワイズ)を、伊藤沙莉が演じることが発表された。
スティーヴン・スピルバーグが監督を務め、映画史に偉大な足跡を残した「たジュラシック・パーク」、そして「ジュラシック・ワールド」シリーズ。 シリーズ最新作にして完結編となる本作では、前作に引き続き、主人公オーウェン役にプラット、そしてヒロインのクレア役にはブライス・ダラス・ハワードが続投するほか、「ジュラシック・パーク」シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクターたちも登場し、さらには新キャラクター&新恐竜たちも現れるという。
いままでアニメーション作品では何度か声優経験のある伊藤だが、実写映画の吹替えは初挑戦となるため、いままでの仕事とはまた違う緊張感があったと明かす。シリーズの大ファンだという伊藤は本作のオファーについて「親にこそっと伝えたのですが、やっぱりビックリしていました。皆が知っている作品ですし、家族も大好きなので喜んでいました!」とうれしそうに語った。また、30年近く続くシリーズの魅力について「自分たちでは本来想像ができない恐竜が存在するという夢みたいなお話で、ファンタジーだけどすごくリアルなところや、恐竜との戦いや関わりもありつつ、ちゃんと人間ドラマが描かれているところです。あとはダイナミックにどんどんバージョンアップしていく感じが見ていて皆さん楽しいのかなと思います」とコメント。
今回解禁された吹替版の本編クリップでは、ケイラの操縦する航空機でオーウェンやクレアと移動中、史上最大級の翼竜ケツァルコアトルスに襲われるという緊迫感あふれるシーンが収められている。ケイラ役については「すごくカッコいい女性で、良心がとてもある人というか、悪に染まり切れないキャラクターだと思うので、そういうちょっとした正義感が見えたらいいなと思ってやらせていただきました。また、本国の方(ディワンダ・ワイズ)がすごくカッコよく演じられているので、その空気感をなんとか壊したくないなと思いました」と語った。
また、人間と恐竜の共存がテーマとなった本作にちなみ、もし襲われない前提で一緒に生活できるとしたら、恐竜となにをしたいかと問われた伊藤は「乗りたい!」と即答。「どれぐらいの大きさなんだろうって暇な時、たまに思うんです。頭の部分とかに乗ったらすごい景色なんだろうなと思っています」と、「ジュラシック」シリーズの世界が実現した時の夢についても明かした。
伊藤は最後に「面白いのはほぼほぼ当たり前みたいな感じですが(笑)、いままで以上にドキドキ、ワクワク、ハラハラする作品になっていると思いますし、ハートフルな部分もあると思いますので、ぜひ皆さん劇場でドキドキを体験してほしいなと思います!」と本作の魅力をしっかりアピール。強くて頼もしい新キャラクター、ケイラと伊藤の熱演に乞うご期待!
文/山崎伸子