キャサリン妃、特別な意味をもつ働き蜂のイヤリングで追悼記念碑へ

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キャサリン妃、特別な意味をもつ働き蜂のイヤリングで追悼記念碑へ

ウィリアム王子とキャサリン妃が、2017年5月に英国マンチェスターで起きた自爆テロ事件の追悼記念碑(Glade of Light)の除幕式に出席した。

約5年前、アリアナ・グランデがワールドツアーを行っていたマンチェスター・アリーナで、コンサート直後に自爆テロ事件が発生。22人が死亡、500人以上が負傷するという悲惨な事件は世界中を震撼させた。装いにメッセージを込めることで知られているキャサリン妃がこの日選んだのは、これまでに何度も着用しているブルーグレーのマイケル・コースのコートドレスに、ポレーヌのハンドバッグ、ルパート・サンダーソンのスウェードのパンプスに、アストリー・クラークのネックレスで、ウィリアム王子ともリンクさせたコーデ。

ウィリアム王子とキャサリン妃
ウィリアム王子とキャサリン妃[c]SPLASH/AFLO

そこまでは通常とあまり変わらないが、おニューのイヤリングは蜂の巣と蜂がモチーフ。「People」などによれば、産業革命の街マンチェスターは、150年以上にわたって蜂が、人々の熱心な働きぶりや街の活気を表すシンボルとなっているが、蜂は蜂でも働き蜂。もともとストリートアートやモザイクアート、プランターなどに働き蜂のデザインが多く描かれていたが、自爆テロ事件以降、追悼と再生の意味を含めてさらに働き蜂のデザインが街に溢れている。また犠牲者のための資金集めの一環で、1万人以上の人々が蜂のタトゥーを刻んだという。

【写真を見る】細部まで抜かりなし!キャサリン妃、マンチェスターの再生を願って蜂のイヤリングを着用
【写真を見る】細部まで抜かりなし!キャサリン妃、マンチェスターの再生を願って蜂のイヤリングを着用[c]SPLASH/AFLO


グランデは、昨年5月22日に自身のInstagramに、ハートでかたどった蜂のイラストと犠牲者となった22人の名前を投稿し追悼。キャサリン妃は記念碑の除幕式にふさわしく、働き蜂とその家である巣をモチーフにしたイヤリングで、犠牲者や遺族らに寄り添った。キャサリン妃は、ウィリアム王子と一緒に犠牲者や遺族らと悲しみを共有するとともに、記念碑に花束を手向ける様子などがInstagramに投稿されている。

文/JUNKO

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