ジョニー・デップ、元妻との泥沼裁判の最終弁論後、コンサートにサプライズ出演!ギター片手に熱唱
現地時間の5月27日、ジョニー・デップがアンバー・ハードを名誉毀損で訴え、ハードも逆訴訟をしている約6週間に及ぶ泥沼裁判の最終弁論が行われた。
米国ではメモリアル・デイの祝日に突入し、あとは陪審員の判決を待つのみとなったが、29日、デップが、英国で行われたギタリストのジェフ・ベックのコンサートに飛び入り参加したことが明らかになった。
ファンの撮影による複数の動画などで明らかになったもので、「ET」などによると、白黒のジャケットにベレー帽という装いのデップが、白いギター片手に舞台に登場し、故ジョン・レノンによる1970年の同名の名曲をカバーした、2020年のベックとのコラボ曲「Isolation」ほか、故マーヴィン・ゲイの「What’s Going On」のカバー曲や、故ジミ・ヘンドリックスの「Little Wing」を披露。ベックのFacebookには2人のコラボの様子は掲載されていないが、「Jeff Beck Johnny Depp Isolation Available Now」という画像が掲げられている。
ハードとの泥沼裁判でハリウッドスターとしての出演作を失ったデップだが、その後もアリス・クーパーやジョー・ペリーと共にハリウッド・ヴァンパイアーズとしての活動などを行っており、音楽が大いなる癒しになっているようだ。
今回の裁判は、2018年、デップの名前は出していないものの、離婚して2年経った元妻ハードが、家庭内暴力の犠牲者であると「ワシントン・ポスト」紙に書いたことで、デップがハードを名誉毀損で訴えたもの。ハードが逆訴訟し、両者が出廷して赤裸々な私生活を暴いたことで、双方が地に落ちたとも言われる一方で、次々にハード側の嘘が発覚。世間は、「自分こそがDVの被害者だ」と訴えるデップへの同情を強めている。
デップはかつて、今回の訴訟を起こしたことについて、「真実ではないことを自ら証明するのが自分の義務だと感じたが、何より、当時16歳だった娘(リリー=ローズ)と14歳だった息子(ジャック)に、彼らが目にする父親に関する忌まわしい記事は真実ではないということをクリアにしておきたかった」と語っており、今後の動向が注目されている。
文/JUNKO