阿部寛主演『異動辞令は音楽隊!』Official髭男dismの主題歌が響く予告映像&ポスタービジュアル解禁

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阿部寛主演『異動辞令は音楽隊!』Official髭男dismの主題歌が響く予告映像&ポスタービジュアル解禁

『ミッドナイトスワン』(20) で第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治が、YouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得た作品『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)。このたび、本作の主題歌をOfficial髭男dismが担当することが明らかとなり、あわせて予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。

【写真を見る】「なんで俺が」のコピーが添えられ、浮かない顔の阿部寛が印象的なポスタービジュアル
【写真を見る】「なんで俺が」のコピーが添えられ、浮かない顔の阿部寛が印象的なポスタービジュアル[c]2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会

犯人検挙のためなら手段を選ばない警部補、成瀬司が、コンプライアンスを問われるこの時代に、行き過ぎた捜査を行い、最前線の刑事から広報課内の「音楽隊」への異動辞令が決まってしまう本作。主人公となる鬼刑事、成瀬を阿部を演じるほか、共演には、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、渋川清彦、酒向芳、六平直政、光石研、倍賞美津子ら豪華俳優陣が名を連ねている。

そして、このたび解禁された予告映像には、高齢者を狙った「アポ電強盗事件」を、犯罪捜査一筋30年の成瀬が持ち前の過激な方法で捜査する様子から映しだされる。“コンプラ”を無視し部下から疎まれ、家庭を顧みず娘には愛想を尽かされる。そんな成瀬が命じられた、まさかの異動先は音楽隊だった。不本意ながら音楽隊へ赴いた成瀬を待ち受けるのは、警察署内の“はぐれ者集団”。生き甲斐だった仕事も家族も失った成瀬は失意に沈む。しかし、そんな成瀬に音楽隊の面々は手を差し伸べ、最後は、成瀬が演奏開始のカウントをとる後ろ姿が描かれ、人生の大転換が始まることを予感させる映像となっている。映像内では、同僚のトランペット奏者、来島春子(清野)、捜査一課の部下、坂本祥太(磯村)、サックス奏者の北村裕司(高杉)、警察音楽隊を目の敵にする県警本部長である五十嵐和夫(光石)、成瀬の母、幸子(倍賞)らの姿も映されている。

また、あわせて解禁となったポスタービジュアルは、「なんで俺が」という言葉の通り、音楽隊の制服に身を包みドラムセットとともに浮かない表情を浮かべる阿部の姿がインパクトのあるビジュアルに。さらに、物語を彩る主題歌は、ブラックミュージックをはじめ、様々なジャンルをルーツとした音楽で全世代から支持を集め続けているOfficial髭男dismが本作のために書き下ろした「Choral A」に決定。今回、作詞、作曲も担当したメンバーの楢崎誠は「楽曲制作にあたってプレッシャーもありましたが、映画の内容と重なるように僕もたくさんの人に助けてもらいました。音楽隊に所属していた時の同僚と、いま関わってくれている皆んなに心からの感謝を」と、警察音楽隊を描いた本作への強い思いを明かしている。

ミッドライフクライシスを抱えつつ、パーカッションに挑戦する鬼刑事の姿を描くヒューマンドラマ『異動辞令は音楽隊!』。成瀬は、180度異なる環境で、どのように仕事を全うしていくのか、ぜひ劇場で目撃したい。

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