モチーフは日本の民話！Netflixシリーズ「ONI：神々山のオナリ」初映像＆新場面写真解禁

アカデミー賞短編ノミネート作を輩出したスタジオ、トンコハウスによるCGアニメーションの邦題が「ONI：神々山のオナリ」に決定し、あわせて初映像と新場面写真が解禁された。

同作は2015年アカデミー賞にノミネートされた短編アニメーション『ダム・キーパー』(14)を手掛けた堤大介が監督・制作、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」『心が叫びたがっているんだ。』(15)の岡田麿里が脚本、元ピクサーのロバート・コンドウと堤が設立したアメリカのアニメーションスタジオのトンコハウスが制作した全4話のCGアニメーション。

日本神話に登場する変わり者の神さまや妖怪たちが暮らす世界を舞台に、自由奔放に生きる風変わりなおてんば娘、おなりの活躍を描く。古くから伝説として語り継がれている“偉大な英雄”に憧れるおなりに、古来から山の神々が恐れてきた「ONI」の脅威が迫り来る。

この度解禁された初映像では、謎に包まれた「ONI」との“遭遇”が描かれる。冒頭から、堤監督が創造した壮大な世界が映し出され、一目で本作特有の幻想的な物語の魅力が伝わってくる内容となっている。堤監督は「この2つの世界の狭間に生きる少女の物語は、僕自身の人生のストーリーに紐付くお話としてスタートしました。でも制作が進み、関わってくれた多くのメンバーが、このストーリーにそれぞれのパーソナル・ストーリーとして共感し、情熱を注いでくれました。」と本作に込めた想いをコメントしている。

そんな物語を彩るボイスキャストには、Netflixの青春ドラマ「ベビーシッターズ・クラブ」で主演を務めるモモナ・タマダをはじめ、アーチー・イェーツ、クレイグ・ロビンソン、タントゥー・カーディナル、ブリタニー・イシバシ、オマー・ミラー、アンナ・アカナ、シャーレット・タカハシ・チュンらが参加。さらに「鬼滅の刃」の堕姫役などで知られる沢城みゆきが英語版キャストとして参加している。

はたして、おなりは平和な山を守ることができるのか？そして、憧れの英雄になることはできるのか。国境を超えて共感できる感動の物語をぜひ堪能して欲しい。

文/入江奈々