セクシーアクションの原幹恵&柳ゆり菜、見せ場はフェティッシュな美脚!?
70年代にテレビ放送された異色の格闘ヒーローアニメを溝端淳平主演で実写映画化した『破裏拳ポリマー』(5月13日公開)。メガホンを握った坂本浩一監督はアクション演出に定評があるが、同時に作品で“お決まり”となっているのが監督のフェチズムともいえるヒロインたちの描き方。作品のキーパーソンといっても過言ではない原幹恵と柳ゆり菜、女性キャスト2人に撮影の裏話を聞いた。
犯罪防止のために作られた特殊スーツ、ポリマースーツの開発者・稗田を演じた原は『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』(12)など、坂本監督作に何度か出演していることもあり、坂本監督の嗜好は織り込み済み。
「監督は脚がお好きなことを知っていたので、今回も脚にたくさんオイルを塗られるんだろうな、脚を見せるアクションがあるんだろうな、と思ってたら、本当にありました(笑)」。一方、主人公・鎧の助手・南波役を演じた柳は「監督がずっと笑顔でいてくれたから、現場の雰囲気もよかったです」とポジティブにとらえていたようだ。
2人は普段から体を動かすのが好きだと言い、激しいアクションシーンにもまったくへこたれなかったようだ。原は物語の終盤で自らポリマースーツを着てのアクションも披露するが、これもかなりの難物。
「スーツは動きやすいんですけど、相手のパンチが当たる部分の生地が薄くて、正直ツラかったです(笑)。ポリメット(ヘルメット)は重くて視界は狭くなるし、周囲の音も聞こえなくなるから、集中力を保つのが大変でした」と言う原に対し、相手の攻撃をあまり受けないキャラクターだった柳は「話を聞いていると大変そうですけど、私もポリマースーツを着てみたかった!」というのが本音らしい。
そんな柳を困らせたのがヘソ丸出しの上半身にホットパンツという露出の激しいコスチューム。「マイクを仕込む場所に困りましたね。胸の谷間に入れたり、カットのたびに見えない位置にずらしたりしてました」との答えに原は同意しつつも、「音声さんはドキドキしちゃったんじゃない?」とスタッフを気遣っていた。
グラビアアイドルとしても活動する2人だが、その健康的な肉体美はどのように維持しているのだろうか?「最近は肩甲骨を動かすのにハマっていますね。肩甲骨がやわらかいと、肩こりしないし、痩せやすくなったり、姿勢もよくなっていいことづくしなんです」と原は美ボディキープの秘訣を披露。「肩甲骨か…」とうなずいていた柳も「以前にダンスをやっていたのもあって、体を動かさないとダメなんですよ。腹筋も毎日200回してします」と驚きの告白。やはり、その健康美は一日にしてならずということか。
本作では、その健康的な肉体美を惜しげもなく披露。2人は、本格的なアクションの数々はもちろんのこと、坂本監督のフェチな要求に困惑しつつも見事に演じきった。その頑張りをぜひ見届けてほしい!【取材・文/トライワークス】