和山やま原作の人気コミック『カラオケ行こ!』映画化!岡聡実役はオーディションで決定

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和山やま原作の人気コミック『カラオケ行こ!』映画化!岡聡実役はオーディションで決定

今注目されている人気漫画家の和山やま原作『カラオケ行こ!』が2023年に映画化することが決定。あわせて、物語のカギを握る合唱部部長の中学生、岡聡実(おかさとみ)役がオーディションで決定されることも発表された。

原作コミック「カラオケ行こ!」は「このマンガがすごい!2021」オンナ編第5位、マンガ大賞2021第3位をはじめマンガ賞に続々ランクインを果たし、累計50万部を突破している。このたびの映画化で監督は『リンダ リンダ リンダ』(05)、『味園ユニバース』(15)などの山下敦弘、脚本はドラマ「アンナチュラル」、「MIU404」、「逃げるは恥だが役に立つ」、映画『罪の声』(20)など多くの話題作を手掛けるヒットメーカー、野木亜紀子が担当する。

物語は合唱部部長の岡聡実がヤクザの成田狂児にいきなりカラオケに誘われるところから始まる。狂児は組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するために歌のレッスンを聡実に頼むのだ。狂児にとっての勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。

原作者の和山は映画化について「この漫画は元々邦画への憧れから描いたものでした。今回映画として形になるのが本当に嬉しく思います」と期待を込める。山下監督は「昔から男たちが見つめ合う映画が好きだった。自分のルーツである“見つめ合う男たち”を最高の布陣で作れることに、いまから楽しみでしょうがない」とコメントし、野木も「和山先生が生み出した、愛すべき聡実くんと狂児を壊さぬよう、慎重に、映画としてのベストを尽くしてまいります」と意気込みを語っている。


また、真面目だけど毒舌な聡実はプロアマ問わず、オーディションで決定されることに。独特の空気感と笑いで魅了する和山やまワールドがどのように実写映画化されるのか。いまから公開が待ち遠しい。

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