高橋李依&梶裕貴、『からかい上手の高木さん』続編を希望!「どんな形でもいいから、また彼らの動いている姿を見たい」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
高橋李依&梶裕貴、『からかい上手の高木さん』続編を希望!「どんな形でもいいから、また彼らの動いている姿を見たい」

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高橋李依&梶裕貴、『からかい上手の高木さん』続編を希望!「どんな形でもいいから、また彼らの動いている姿を見たい」

劇場版『からかい上手の高木さん』の公開記念舞台挨拶が6月11日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、高橋李依、梶裕貴、小原好美、小倉唯、落合福嗣、岡本信彦、大原ゆい子(主題歌アーティスト)、赤城博昭監督が登壇。それぞれが劇場版まで辿り着いた感慨を語った。

キャスト陣、ズラリ登壇!劇場版『からかい上手の高木さん』公開記念舞台挨拶が開催された
キャスト陣、ズラリ登壇!劇場版『からかい上手の高木さん』公開記念舞台挨拶が開催された

男子中学生の西片(梶)と、西片をからかう隣の席の高木さん(高橋)の日々を描く、山本崇一朗によるコミックを原作としたアニメシリーズの劇場版。いよいよ中学3年生になった2人の、中学最後の夏休みを映しだす。赤城監督は「一生懸命に作りました」と真摯に語り、大きな拍手を浴びていた。

高橋李依は「胸がいっぱい」と感無量
高橋李依は「胸がいっぱい」と感無量

2018年からスタートしたテレビアニメの第1期から、2019年放送の第2期、2022年放送の第3期を経て、今回の劇場版まで走り抜けてきたメンバー。劇場版を観て、高橋は「例えば、高木さんが手を西片に近づけるシーンなど、声になっていないけれど、画のなかでキャラクターたちの心情が見える部分にグッときた。チームのみんなで『高木さん』のキャラクターを作っている。みんなで生きた、中3の夏だなと思った」と本シリーズのチームワークを実感したと力強くコメント。梶は、エンディングの歌も好きだそうで「1期からの彼らの思い出がよみがえっていく感じ。グッとくるのと同時に、もっと観ていたいなという気持ちにもなる。本当に、西片を演じられて幸せでした」とキャラクターへの愛を傾けた。

「西片を演じられて幸せでした」と語った梶裕貴
「西片を演じられて幸せでした」と語った梶裕貴

赤城監督からは、先行上映会の場で「梶さんに西片を演じていただけてよかったです」という言葉をもらったという梶。「本当にうれしかった。大事なキャラクターを背負わせていただいた。劇場版を観て、改めて僕もこの作品が大好きだなと感じました。このキャラクターたち、山本先生が生みだしたこの世界観が大好き。なんだか最後の挨拶のようでさみしい」としみじみと語り、「まだ中3の夏だから、やったらいいんじゃないかと思う」と続編を希望。高橋も「修学旅行とか!」と乗っかると、会場からも大きな拍手が上がった。梶は「どんな形でもいいから、また彼らの動いている姿を見たいなと思いますし、引き続き山本先生の描く原作を応援していきたい」と心を込めていた。


「劇場でこんなふうにお話できる日が来るなんて、思ってなかった」と感激しきりの高橋は、「胸がいっぱいですし、この景色を山本先生にも見せてあげたい」とにっこり。「第1期から続けてきた高木さんですが、1ワードも手を抜いたこともないし、それは関わっているどのパートの人もそうだと思う。第1期の1話から、ずっと誰も手を抜かなかった。そんな作品が出来上がった」と熱弁し、「私たちが一生懸命作った作品。これからも愛してください」と呼びかけていた。

劇場版『からかい上手の高木さん』公開記念舞台挨拶に登壇した小原好美、小倉唯
劇場版『からかい上手の高木さん』公開記念舞台挨拶に登壇した小原好美、小倉唯

ミナ役の小原は、一番大事なのは西片と高木さんの恋の行方だとしながらも「私たち仲良し3人も、他のクラスメイトや新たなキャラクターも、いろいろな人を丁寧に描いていただいた。劇場版では、3人娘のシーンでいままで感じたことのないような、ウルっとくるようなシーンが結構あった」と“3人娘”と呼ばれる関係性に思いを馳せ、サナエ役の小倉も「3人の絆を改めて感じさせられた」と告白。さらに「いままでもサナエ役では、アドリブを自由にやっていいよと言っていただくことがあって。中3の夏の思い出をリストアップしていくところは、監督から『小倉さん、あと3つ考えてください』と言われた」そうで、「どれかなと思いながら観ていただけたら」とアピールしていた。

落合福嗣、岡本信彦はアクリル越しに耳打ち
落合福嗣、岡本信彦はアクリル越しに耳打ち

木村役の落合は「木村が成長している。(身体が)大きくなっていますよね?」、高尾役の岡本も「福嗣くんが言っていたんですが、高尾は歯が伸びている」と息ぴったりに演じたキャラクターの成長について楽しくやり取りを繰り広げた。また岡本は「エンドロールを見ていたら、原画パートに(原作者の)山本先生の名前があった」と驚きを口にし、どのシーンを担当していたのか気になっているという。赤城監督からこっそりと教えられ、「オープニング前のアバンだそうです!」と報告していた。

取材・文/成田おり枝

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