『キャメラを止めるな!』日本版吹替えは上田慎一郎監督が監修&吹替えに多田野曜平、三石琴乃、武内駿輔ら

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『キャメラを止めるな!』日本版吹替えは上田慎一郎監督が監修&吹替えに多田野曜平、三石琴乃、武内駿輔ら

日本発のヒット映画『カメラを止めるな!』(18)を、『アーティスト』(12)のミシェル・アザナヴィシウス監督がリメイクする『キャメラを止めるな!』(7月15日公開)。このたび、本作の日本語吹替え版をオリジナル版を手掛けた上田慎一郎監督が監修することが決定し、多田野曜平、三石琴乃、浪川大輔らが吹替えを担当することが発表された。

2018年、当時監督もキャストも無名であるにもかかわらず、熱狂的な口コミから人気を集め、観客動員数220万人、興行収入31億円を記録した『カメラを止めるな!』。海外でもブームとなった本作を、第84回アカデミー賞で作品賞をはじめ全5部門を獲得した『アーティスト』のアザナヴィシウスのメガホンでリメイクされることとなった。主人公の映画監督役を『真夜中のピアニスト』(05)、『タイピスト!』(13)のロマン・デュリス、その妻を『アーティスト』、『ある過去の行方』(14)のベレニス・ベジョ、さらにオリジナル版にも出演した竹原芳子がプロデューサー役で出演する。

オリジナル版の監督である上田が監修を務めた吹替え版では、主人公の監督レミー役に、クリント・イーストウッドの吹替えを務める多田野、妻のナディアを「エヴァンゲリオン」シリーズなどの三石が声優を担当。また、ゾンビ役俳優の役として浪川、主演女優のアヴァ役に戸松遥、主人公の監督を振り回すプロデューサー役で武内駿輔、女性スタッフのイリス役を田中美海がそれぞれ吹替えを行う。


5月にカンヌ国際映画祭でオープニング上映作品としてお披露目された際には、場内で笑いが沸き起こった本作。上田監督自らが指揮を執る日本語吹き替え版にも注目したい。

文/鈴木レイヤ

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