ファン200人が熱狂!「スター・ウォーズ」ドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」の一夜限りのプレミアム上映会開催
6月22日(水)に「スター・ウォーズ」ファンの間でも大きな話題になったドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」最終話となる第6話が配信される(ディズニープラスで独占配信中)。これに先駆け、前日の21日、東京・六本木にあるTOHOシネマズ 六本木では、全6話のドラマシリーズの第1話と第2話を劇場で鑑賞できる“一夜限りのプレミアム上映会”を開催!招待されたファン200人が、特別な夜を楽しんだ。
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(05)の10年後が描かれる本作では、自分のパダワン(弟子)だったアナキンが、ダークサイドに堕ちたことに自責の念を抱くオビ=ワンの葛藤と苦悩が深掘りされつつ、10歳のレイア姫との深い絆が紡がれていく。監督は、「スター・ウォーズ」初の実写スピンオフドラマ「マンダロリアン」にも参加していたデボラ・チョウ。オビ=ワン・ケノービ役をユアン・マクレガー、ダース・ベイダー役をヘイデン・クリステンセンが務めている。
同日、第1話と第2話を連続上映したあとには、ドラマの魅力を語り尽くすトークショーも開催された。会場に登場したのは、DJ TARO(MC)とゲストの森川智之(オビ=ワン・ケノービ役声優)、“スターウォーズ芸人”として知られるナイツ・土屋伸之。会場には、キャラクターに扮したファンの姿も見受けられたが、森川と土屋もジェダイローブ&ライトセーバーを身に着けて、ノリノリでステージに上がった。
この上映会について、森川は「こんなに大きなスクリーンでなかなか観られない。おうちで観ても100インチくらいが限界」と絶賛し、土屋は「(スター・ウォーズの)師弟関係が好き。(漫才協会の師弟関係と)重ね合わせながら観ています」と、ドラマシリーズを楽しんでいることを告白。
また、鑑賞した感想として、土屋は「ユアン・マクレガーのいい歳の取り方にたまらなくシビれる。アップで分かるシワとか。ご本人も意識しているらしいですけど、だんだん(初代オビ=ワン・ケノービの)アレック・ギネスに近づいてきている」とコメント。森川は「(エピソード3の10年後が描かれているが)10年って人を変えますよね、10年間“ぼっち”だったんですね」と、オビ=ワンの10年に思いを馳せ、土屋は「フォースを使えないとあれくらい衰えるんですね。でも、ここから強くなっていくのかなと。『復活してほしい!』と応援させてくれる作品。そこがいい。40代、50代の人にも勇気を与えてくれますね」と作品の見どころを熱く語った。
さらにDJ TAROが、「(オビ=ワンが砂漠から)掘り起こしたライトセーバーが激熱でした!」と話題を振ると、「よく見つかりましたよね」(土屋)、「鳥取砂丘でも見つかりませんから(笑)」(森川)とメンバーも納得の様子。続けて土屋が「(オビ=ワンはライトセーバーもジェダイという身分も隠していたが)自分がオビ=ワンだったら絶対言いたくなりますけどね。酔っ払った時とか、武勇伝とか自慢してもいいと思うんですけどね」とジョークを飛ばすと、会場から笑いが起こっていた。
ちなみに、コスプレをした会場のファンにイベントの感想を聞くと、「1999年のエピソード1からファン。特別な一夜に招待してもらえてすごくうれしい!」と満面の笑み。スターウォーズTシャツで気合を入れた男性ファンは「森川さんの声が聴けてめっちゃ楽しかった」と話し、女性ファンは「ドラマシリーズも何回も観ているんですけど、やはり大画面で観れるのがよかった。“みんながファン”という中で観ると、一体感があってよかったです」とホクホク顔だった。
取材・文/平井あゆみ