野村周平、共演者からの手紙にウルッ!「変わらない野村周平でいたい」

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野村周平、共演者からの手紙にウルッ!「変わらない野村周平でいたい」

河野裕によるライトノベルを二部作で映画化した『サクラダリセット 後篇』の初日舞台挨拶が5月13日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、野村周平、黒島結菜、平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里、吉沢悠、丸山智己、深川栄洋監督が登壇。主演の野村に登壇者陣から心のこもった手紙が送られ、野村が思わず瞳を潤ませた。

本作は、能力者が集う街・咲良田を舞台に、2年前に死んでしまった同級生を救おうとする高校生たちの物語を綴る青春ミステリー。膨大なセリフ量と闘い、テレビ番組出演や取材など映画PRのために奔走した野村。この日は、二部作の主演を担い、最後までメンバーを引っ張った野村にサプライズで手紙が送られた。

手紙があることが知らされると、野村は驚くことしきり。健太郎は「たくさんいじられました。いや、いじめられましたが、そんな野村さんの性格のおかげでみんな仲良くやれた」と感謝を口にし、平も「いつだって明るくて、場を和ませてくださったムードメーカー。野村さんは一度会っただけではダメ。何回も会っていく上で野村周平さんの魅力をたくさん教わった。また共演できるといいな」とラブコールを送った。

「こういうの泣かないですよ。家で一人でシクシク泣くタイプなんで」と照れ臭そうな表情を浮かべた野村は、「涙を期待していると思うけど、出ないから!」と強がりつつ、「こういうことを舞台上でされるのは初めてなので困惑している。うれしかったです」とコメント。

野村の瞳が潤んでいることを見つけたキャスト陣から「ちょっとウルってる!」と突っ込まれると、「ウルってない!早く帰って犬の面倒をみたい」と逃げ出したい思いを告白。「また次の作品も頑張ろうと思った。変わらない野村周平でいられるよう頑張ります」と喜びを語った。

明るいキャラクターで知られる野村だが、今回はクールな役柄にチャレンジ。「自分とは真逆のキャラ。賢いし、クール。初めてこういう役をやらせていただいた」と述懐し、「セリフも膨大だったので、楽しかったなという思いと疲れたなという思いが交差しています」と苦笑い。

「二部作の主演も初めてで緊張もしたんですが、悔いがない。焼き尽くしたという気持ちでいっぱい」と心を込め、「300億を超えたら続編をやろうと思ってます。ハリウッドでお待ちしております!」と“周平節”を響かせ、会場を笑わせていた。【取材・文/成田おり枝】

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