『トップガン マーヴェリック』が3週連続で1位をキープ!ピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』は2位発進
注目の新作タイトルが続々と公開された、7月2日と7月3日の全国映画動員ランキングが発表。上位に新作タイトルが一挙に押し寄せるなか、公開6週目を迎えた『トップガン マーヴェリック』(公開中)が圧倒的な強さで首位を守り抜いた。
『トップガン マーヴェリック』国内歴代興収ベスト100入り!
今週の動員ランキングは『トップガン マーヴェリック』が土日2日間で観客動員23万6000人、興行収入3億9100万円を記録し1位に。公開3週目に『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(公開中)に首位を明け渡したものの、翌週には返り咲きを果たし、そこから3週連続で1位をキープ。累計成績は動員487万人、興収76.3億円を超え、日本国内の歴代興収ランキングでは『ズートピア』(16)と並ぶ84位にランクイン。今後さらなる上昇が期待される。
並居る新作タイトルのなかで最上位に入った『バズ・ライトイヤー』(公開中)は、土日2日間で動員20万5000人、興収3億600万円で2位発進。初日からの3日間では動員26万人、興収3億8300万円を記録。ディズニー&ピクサーの代表作「トイ・ストーリー」シリーズに登場するおもちゃのバズ・ライトイヤーのルーツを描いた物語で、バズ役の声は「キャプテン・アメリカ」シリーズのクリス・エヴァンスが担当。日本語吹替版では鈴木亮平が担当している。
『映画 ゆるキャン△』は3位に、『エルヴィス』は5位に初登場!
3位には、2018年にテレビアニメシリーズの第1期が放送されアウトドアブームを巻き起こした「ゆるキャン△」の初の劇場版となる『映画 ゆるキャン△』がランクイン。原作者あfろの監修の完全オリジナルストーリーが展開し、アニメーション制作のC-Station、京極義昭監督らテレビシリーズの制作陣、そして花守ゆみりや東山奈央ら声優陣も再集結。
そして5位には『華麗なるギャツビー』(13)などで知られるバズ・ラーマン監督が1950年代に活躍した伝説のロックスター、エルヴィス・プレスリーの人生を描いた『エルヴィス』(公開中)が初登場。エルヴィス役に大抜擢されたのは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)などに出演したオースティン・バトラー。悪名高きマネージャーのトム・パーカー役を名優トム・ハンクスが演じている。
既存の作品では公開4週目を迎えた『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が4位となり、累計成績は動員140万人、興収19億円を突破。公開12週目を迎え10位に食い下がった『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(公開中)は、累計で動員653万人、興収91億円を突破。シリーズ歴代興収2位の『名探偵コナン ゼロの執行人』(18)の最終興収91.8億円に目前まで迫ってきた。
以下は、1~10位までのランキング。(7月2日・3日)
1位『トップガン マーヴェリック』
2位『バズ・ライトイヤー』
3位『映画 ゆるキャン△』
4位『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』
5位『エルヴィス』
6位『ベイビー・ブローカー』
7位『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケーるカーニバル』
8位『映画 五等分の花嫁』
9位『シン・ウルトラマン』
10位『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』
次週末にはマーベル・シネマティック・ユニバースの最新作となる『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開)や、Snow Manの岩本照が主演を務め生見愛瑠がヒロインを演じる『モエカレはオレンジ色』(7月8日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬