笑福亭鶴瓶『ミニオンズ フィーバー』は「元気になるし、泣きどころも!」キャスト陣がチャイナ服でノリノリポーズ、尾野真千子は総勢17人でUSJ満喫
いよいよ7月15日(金)に公開を控えた、「ミニオンズ」シリーズ最新作『ミニオンズ フィーバー』。「ペット」シリーズや『SING/シング:ネクストステージ』(22)などのヒット作を続々生んできたイルミネーションが手掛ける本作は、1970年代を舞台に、グルーとミニオンの”始まりの物語”が描かれる。
7月10日にユニバーサル・スタジオ・ジャパンで『ミニオンズ フィーバー』映画公開記念イベント at ミニオンパークが開催され、日本語吹替版キャストの面々が、華やかなチャイナ服姿で登壇。おなじみのオーバーオールではなくカラージャージに身を包んだミニオンたちと、ステージを大いに盛り立てた。
イベント前夜は“記録的短時間大雨情報”が西日本で発表されるなど、大荒れの天気。一転、晴れ間が覗くなかイベントがスタート。オープニングは、本作のストーリーと連動した「ミニオン・カンフーダンス道場」のショートバージョンが披露され、ダンサーたちがキレキレのダンスを披露。11歳の少年グルー役を務めた笑福亭鶴瓶ほか、新キャストとして参加した市村正親、尾野真千子、渡辺直美が登場。それぞれの“ミニオン愛”を語った。
“ミニボス”としてミニオンたちに崇拝されるグルーは、スーパー・ヴィランになることを夢見る少年。日々小さな悪事を働きつつ、悪党集団”ヴィシャス・シックス”に憧れている。鶴瓶は11歳の少年グルーを演じるにあたって「必死に高い声を出しました、いい感じだったでしょう?」とにんまり。『ミニオンズ フィーバー』の見どころを聞かれると、「脚本がいい。観ているとあっという間!ぜひ、映画を観て元気になってほしい」とアツく語った。
渡辺直美は、何者かに連れ去られたグルーを助けようと奔走するミニオンたちの師匠になるカンフーの達人、マスター・チャウ役。チャイナドレスをまとった渡辺は、ブルーのアクセントカラーが効いたお団子ヘアーで笑顔を見せる。普段は鍼灸院をひっそり営むが、いざとなったら超強い!そんなキャラクターに「マスター・チャウ、見た目も私に似てるんです」と言うと、尾野や市村も「似てる」「直美ちゃんが出ているのかと思った!」とうなずく。
ヴィシャス・シックスの現リーダーのベル・ボトム役を務めた尾野真千子は、前日入りしてユニバーサル・スタジオ・ジャパンを楽しんだそう。「ミニオン・パークも行ってきましたーー!」と元気に挨拶。なんと家族や親戚含め総勢17人で回ったそうで、「僕より高齢のお父さんもあれ乗ったんやんな?」と鶴瓶が「ザ・フライング・ダイナソー」を指差すと、会場からはどよめきが。
対抗心を燃やした市村が「僕も今日、挑戦します!」と宣言。渡辺は、来るたびにグッズを大量に購入してしまうそうで、「今日も爆買いします」とコメントする一方、「グルーのグッズがないんや…」と鶴瓶がぼやくひと幕も。それぞれにパークの楽しみ方を語った。
市村は、グルーが憧れるヴィシャス・シックスの元リーダー、ワイルド・ナックルズ役。アクションシーンだけでなく、ドラマにも注目してほしいと語り、「いい師弟関係なんです」「泣けるところもあるよね」と鶴瓶と言葉を交わした。
オープン5周年の「ミニオン・パーク」では、本イベントでも披露された、ディスコとカンフーを組み合わせたオリジナルなダンスが楽しめる「ミニオン・カンフーダンス道場」が9月4日(日)まで開催中。ストーリーと連動した企画だけあって、映画と合わせてミニオンの世界観を堪能できそう。キャスト陣も”マスター・アチョー”にダンスを指南されると、「ハチャメチャ楽しい!」とテンション高めにカンフーポーズを決めた。
ミニオンに話しかけたり観客に手を振ったりと、終始笑顔だったキャストたち。イベント終わりには、渡辺直美の提案でミニオンたちと自撮り!仲の良さが伺えるイベントとなった。
取材・文/編集部