美少年から変貌を遂げた「ターミネーター」俳優、断酒4年&新しい歯でカムバック宣言!
ジェームズ・キャメロン監督作『ターミネーター2』(91)で、リンダ・ハミルトン扮するサラ・コナーの息子ジョン役に抜擢され、華々しいデビューを飾ったエドワード・ファーロング(44)が、31年の時を経て、本格的な役者復活を決意したようだ。
当初は美少年と崇められ、一躍時の人となったファーロングだが、転落人生まっしぐら。お金に物を言わせるパリピとなり、アルコール依存症と薬物依存症でリハビリ施設への出入りを繰り返す生活から抜けられず、飲酒運転でも逮捕。2006年に結婚し息子を授かるも、離婚を申請され、親権を巡ってストーカー行為や暴力沙汰を繰り返し、2013年に逮捕されている。
その後はリハビリに成功し、2019年には、『ターミネーター:ニュー・フェイト』でカムバックすると話題になっていたが、なんとCGで当時のジョン・コナーが登場しただけ。
それもそのはずで、細々と活動していたものの認識不能なほどに激変しており、2019年6月にラスベガスで開催されたコンベンションのインタビューでYouTubeに登場したファーロングには、過去の面影は皆無だった。
しかし、この程ファーロングが「Daily Mail」で俳優復帰宣言。黒いTシャツ姿のファーロングはさらに体重が増えているようだが、「鏡を見るたびに思うんだ。これが自分がしてきたことなんだってね。ここまでくるのにいくつものステップを踏んできたけど、禁酒してもうすぐ4年になります。人生をやり直せるチャンスをもらえるのはありがたい」と説明。またひどい生活を送ってきた結果、多くの歯を失ったファーロングは、「新しい人生の門出に、歯も新しくしたんです。禁酒もできて最高の気分ですよ」と語っており、ビフォーアフターの写真などが多数掲載されている。
また自身のInstagramでは、「ハリウッドショーを見に来てね。お金ちょうだい」と笑顔で新しい歯を見せているが、やはり見る影はなし。ファーロングの頑張りに応援の声もある一方で、「どんな役で出演するチャンスがあるんだろうか?」「認識不能どころか、笑顔が怖すぎる」「ショービズ界もそんなに甘くはない」「また元に戻らないことを祈るのみ」といった声が寄せられている。
最近テキサスで、オリヴァー・ストーン監督作『JFK』(91)にプロダクション・アシスタントとして参加したブラッド・ケラーが監督を務める『Charlie's Horse』を撮り終えたばかりだというファーロング。今後の動向が注目されている。
文/JUNKO