高橋文哉「ゆうばり国際映画祭」オープニングセレモニーでメロン好きを告白「幸せの香りです！」

本日より8月1日(月)までの5日間をオンラインで開催し、7月29日(金)から30日(土)の2日間、初めて真夏の夕張市にて実施される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2022」のオープニングセレモニーが28日、スペースFS汐留にて開催。高橋文哉、堀田真由、荒木哲郎監督、黒木瞳、佐藤寛太、平祐奈らが登壇した。

オープニングセレモニーでの「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」授賞式で、クリエイター部門受賞の荒木監督は「僕は自分一人ではなにもできません。荒木哲郎もチーム名のようなものだと思っています」とコメント。受賞については「いままで一緒に作品を作ってくれた仲間たちと分かち合えれば」と笑顔を浮かべ、次回作への期待の言葉をかけられると「ありがとうございます」と深々とお辞儀をした。

男優部門受賞の高橋は「僕はメロンが大好きです！」とニッコリ。受賞については「役者として、そしてメロン好きとしてもうれしい」とよろこび、この日の控室の様子を「メロンの匂いでいっぱいで、すごく幸せになりました」と満面の笑みでメロン好きをアピールした。堀田は「自分なりに日々積み重ねてきた結果が、今日に繋がったのかと思うと自信になります」とトロフィーを手に胸を張り、「感謝の気持ちを忘れずに、誰かの気持ちに交わる、希望となるような作品に関われたらと思います」と展望を述べた。

スペシャルプログラムの上映作品である『線香花火』を監督した黒木は、明日夕張に現地入りするそう。自身4作目となる監督作は、地元福岡での撮影となったことに触れ、「私が泳いだ川、登った山、通った中学校で撮影しました。ロケでは同級生の家も貸してもらいました。18歳で故郷を離れたけれど、育った頃となにも変わっていない。とても美しい故郷の景色を(映画に)おさめることができてうれしいです」と笑顔を浮かべた黒木。「いつまでも美しいままであって欲しいと思います」と故郷への想いも明かしていた。

イベントの締めくくりは、上田博和大会実行委員長による開会宣言。「みなさんの協力のおかげで、無事に開催することができます。心からお礼を申し上げます」と力強く語り、本映画祭初のハイブリッド開催となる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2022」が華やかにスタートした。

取材・文/タナカシノブ