ペットインフルエンサーと愛犬家編集部員が『ハウ』を語ってみた!「これまでの犬映画と違う」「現実感も突き付けられる」
『眉山 びざん』(07)、『ゼロの焦点』(09)、『のぼうの城』(11)などで日本アカデミー賞を受賞した名匠、犬童一心。これまでにも7人の映像作家によるオムニバス映画『いぬのえいが』(04)の「ポチは待っていた」や、「グーグーだって猫である」シリーズ、『猫は抱くもの』(18)などの動物映画を撮ってきた犬童監督が、新たに犬を主人公にした映画『ハウ』(8月19日公開)がスクリーンに登場する。
タイトルにもなっている、ワンと鳴けない保護犬・ハウを演じるのは俳優犬のベック。ベックと共に主人公を務めるのは、『そして、バトンは渡された』(21)、『あなたの番です 劇場版』(21)など話題作への出演が続く田中圭だ。飾らない癒しオーラと親しみやすい雰囲気で観る者を魅了する田中が、婚約者に別れを告げられたばかりの心優しい青年、民夫に扮し、ひょんなことから一緒に暮らすことになったハウとの絆を紡ぎだす。
劇中には、民夫が白い大型犬であるハウに引っ張られながら散歩に連れて行ったり、ボール遊びをしたり、お風呂で体を洗ってあげたりと、犬好きが悶絶しそうなシーンが盛りだくさん。一方で、ある出来事がきっかけでハウが迷子になり、民夫と暮らす横浜から遠く離れた青森へ行ってしまうなど、胸が張り裂けそうになる展開も…。そんな本作の魅力を余すところなくお伝えするため、今回は“犬好き”たちによる座談会を実施。マルプー(マルチーズとプードルのミックス)の“ちゃちゃまる”の日々の写真をSNSに上げて大きな反響を呼んでいるちゃちゃパパ&ちゃちゃママと、MOVIE WALKER PRESS編集部でも屈指の犬好きであり、愛犬家でもある別所と黄の4人が、印象的なシーンや共感したところ、ハウを演じた名犬“ベック”の演技について語り合った。
「尻尾がちぎれちゃうんじゃないかってほど、ぶんぶん振って迎えてくれるのは、やっぱりうれしいです」(ちゃちゃパパ)
――まずはこれまでの犬歴と、現在飼われている愛犬について教えてください。
ちゃちゃパパ「僕も妻も幼少期よりずっと実家で犬を飼っていました。2年前に結婚し、いろんなことがひと段落した約1年前、ミックス犬に惹かれて探し始め、タイミングよく出会ったのが、“ちゃちゃまる”です。ブリーダーさんのところへ会いに行った時に、ほかの仔犬たちのなかでもダントツに活発で、即決しました。いま、1歳3か月です」
ちゃちゃママ「過去に実家で飼っていた犬たちと比べても、圧倒的にやんちゃです!」
別所「私はいま、実家でサモエドという2匹の大型犬、“レモン”と“ライム”を飼っています。私も小さなころからずっと犬を飼っていました」
黄「子どものころから犬を飼うことに憧れてきて、初めて迎え入れたのが、ちゃちゃまるちゃんと同じマルプーの“ルナ”、現在生後6か月です。一緒に暮らしてまだ3か月ですが、すでにこの子がいない生活は考えられません!」
――『ハウ』をご覧になられて、どんな愛犬“あるある”がありましたか?
別所「うちの2匹も白いモフモフの大型犬でハウとの共通点があるので、いろんなところに感情移入して観てしまいました。本作では“犬との出会いと別れ”も描かれているので、自分が過去に飼ってきた犬たちとのことについても、感じるものがありました」
黄「民夫がハウを家に迎えたばかりのころの、ワクワクしている感じにすごく共感しました。仕事終わりの民夫がうれしそうにジャンプしながら家に帰ったり、ハウの顔を見て、満面の笑顔になったりする姿もよくわかります!」
ちゃちゃパパ「家に帰って来た時のハウの大歓迎ぶりも、“あるある”ですよね(笑)。尻尾がちぎれちゃうんじゃないかってほど、ぶんぶん振って迎えてくれるのは、やっぱりうれしいです」
黄「ボールに夢中になってしまうのも“あるある”ですが、民夫がハウと一緒にお花見に行ったり、クリスマスを一緒に祝ったり、季節ごとに家族として一緒にいろんなことを楽しんでいる感じがすごくよくて、私もこれからやっていきたいです」
2021年5月9日生まれのマルプー(マルチーズとプードルのミックス)の女の子。Instagramでフォロワー数12.5万人(8月12日現在)を誇るインフルエンサー犬。
Instagramアカウント:@chacha_marupoo
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